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お嬢様は電子遊戯をかく語りき

ドラゴンボール超スーパーヒーローは、ブロリーを超える傑作なのか?初日に観に行った感想ブログ

この時を待っていた、オレがカカロットに勝利する日を

劇場版「ドラゴンボール超 ブロリー」が公開されたのは2018年、それから4年も経ったのかと時が経つのが早く感じつつ、コロナ禍は相変わらずでマスク姿からは中々解放されず、不穏なニュースが飛び交う最中だが「アニメーション」を楽しむ娯楽は自分の生活から外すわけにはいかない。

東映公式からPR動画がYoutubeにて投稿されていた。前々から噂になっていた「悟飯」と「ピッコロ」がメインであり、この師弟関係とレッドリボン軍が絡むお話で、悟空やベジータはあまり活躍しない話ではないかとあったが、まさにそのとおりだった。

本来であれば4月にお披露目であったのだが、社内ネットワークへの不正アクセス問題により延期せざる得ない状況になり、同くプリキュアやダイの大冒険なども放映スケジュールに大きな影響が出た。

何はともあれ、無事公開できただけでもよかったと安堵すると共にTOHOシネマズへと足を運んだ。

本ブログは、ネタバレありきで感想を書いています。まだご覧になられていない方はお気を付けください。

フロアは密とはなんなのか?と言わんばかりに、人で溢れかえっていた。記憶が新しいといえば鬼滅の刃でも多くの人で賑わっていたのを思い出した、あの時は規制が強く必ず席を離すようにしたり、売店で購入したポップコーンや飲み物なども一時的に禁止されていたりと窮屈ながらに楽しんで観ていたが、あの頃に比べるとマスク姿は相変わらずだが緩くなった感は強い。

物販コーナーで、タオルやマグカップ、Tシャツなどキャラクターグッズが展開されていた。

個人的に悟飯はピッコロとお揃いの紫(紺色)胴着姿がものすごく好きなので、あの頃の悟飯ちゃんが帰ってきた?とワクワクさせる。

映画館にはいるならポップコーンand炭酸というスペシャルパートナーを出迎えたいところだが、公開初日の賑わいで並んで買うなど疲れるだけだから諦めてさっさと劇場に入った。

いきなり超エリート、いじられる

いつもの長ーーーーい宣伝と、映画泥棒andケロロが終わってようやく本編が始まる。いつも思うがドロロが折檻食らってる姿が珍しい。アサシンだから違法の有無はクルル並みに把握してそうだが、それはそれとして・・・

レッドリボン軍がメインの話なので、悟空がかつて挑んだマッスルタワーを経てブルー将軍撃退、桃白白撃破、RR団本拠地へ殴り込みと懐かしいシーンが流れていった。原作だと数コマ程度のバイオレット大佐やイエロー大佐なども集合絵にいたりと「ファンサービス」が所々に散りばめられていた。

レッドリボン軍なので、最終的には人造人間編にまで広がるのでセル編のベジータの「やらかし」までも描写してしまった。

ドラゴンボールファイターズで登場した21号(vomi)とドクターゲロの関係が数秒のみ出てきただけで、ゲームなど知らなくてもゲロには奥さんがいて子供がいて孫まで居たという情報なだけでとりあえず把握できる。アニメ・原作のみだとガチで知らない女が出てきて困惑するかもしれない。

終始スピーディーにストーリーが進んでいき、中弛みなどなくバトルシーンが派手だったり所々笑わせシーンがあったりと飽きさせない内容になっている。

今作の不満点の一つに上がるというなら・・・

悟空やベジータは特訓中のため、連絡しようにも中々連絡がつかず気がついた時には終わっていたと昔ながらの便利な手法でフェードアウトするのだった。

彼らが主役ではないのはPR動画見れば把握できるかもしれないが、思い切りトップ絵にはどちらもいるので戦いに参加するのかな?と淡い期待をした人がいたかもしれない。

ギャグやバトルは素晴らしい・・・だが?

全体的に面白かったし、待った甲斐があったと言わんばかりの悟飯andピッコロの師弟関係のストーリーは素晴らしかった。

が、気になる点といえばまず最初に「序盤の説明がちょっと長かった」こと。

レッド総帥の息子のマゼンタ、カーマイン、ドクターヘドのシーンが結構尺を使っていてめちゃくちゃ説明が多かった。映画オリジナルのなじみのないキャラがずっとお菓子食べて説得してと必要なシーンではあるのだが、個人的にだが唯々「退屈」さが出ていた。

この尺の長さは「ブロリー」でもあったが、前作のリブートでブロリーの生い立ちが変わっているため記憶と比べながら視聴することができるからこれといって、「退屈」感はなかった。

かつてのベジータの悪いシーンを切り抜きで見せられたら、ヘド達が何がなんでもベジータに喧嘩売りそうな展開になりそう。しかし、運悪く出会わなかった。

ポイント

  • 飛んですぐ行って帰るだけなのにお迎えに行けない悟飯(ピッコロを信頼してるから甘えてる)
  • ご飯の私服がペンギン村の皿田きのこ風にいうと「イモね」(元々、センスが怪しい)
  • トレーニング怠っていることをかつて注意されてるのに繰り返す(修行より覚醒頼みなところがある)
  • 深刻な仙豆不足(神龍に頼んで壺一杯にしてとかはない)
  • 神龍頼みでピッコロさんがオレンジ化する(最長老様のなでなで効果なので卑怯とは言い難い)
  • パンが誘拐(仮)でブチ切れるならますます悟飯行けよと思う(スイッチ型だからしょうがない)
  • ブチ切れて研究している家が傾く(金色の虫のデータがどえらいことになる)
  • 迎えにいかなくてもパンなら余裕で帰れるだろうと考えられるが、ご時世に合わせての配慮
  • 新たな人造人間が歴戦の戦士達を凌駕する理由が、あんまし納得いかない
  • セルの使い方が、メタルギア5で見たような因縁や葛藤ってないの?
  • クリリンの気円斬・太陽拳の万能っぷり
  • などなど、色々気になった部分が多くも残った

ブルマが前回同様にドラゴンボールを私利私欲(くだらん願い)のために使っている事実だが、GTの設定引っ張るなら確実に邪悪龍招くきっかけになるしアニメだと悟空のせいに責任転嫁してたが、もはや言い訳できないレベルになっている・・・かもしれない。

三星龍が生まれた理由「ブルマの小皺」「ブルマのお尻をキュッと・・・」と、ギャルのパンティよりマイナスエネルギーの溜まり方に不満を覚えることだろう。

大体、ギャルって誰のどこのギャルなんだろう。ウーロンが好きな女の子下着ならいいが、悟空が亀仙人の弟子入りの際に連れてきた子とかだと話は変わる。

正直いえば、オレンジ化したピッコロもどうだかとは思ったが、やり方は最長老様のように秘めた力を解放なのでサイヤ人のような、ゴールデンフリーザのような新たな力が必要になる・・・ってのはわかる。それにしてはゴツいし、R藤本氏の動画で語ってたようにスラッグのようなイメージでカッコいいとは言い難いものだったが、新たに活躍の場を設けた「ファン感涙」なシチュエーションで古川さんの熱演も聴けるのゴチャゴチャ言わない。

ただ、悟飯の方はベジータからも「潜在的な力」が秘められているとはいえトレーニングサボったりしてるのに、戦いの場で急に悟空やベジータに匹敵するパワーアップ形態になるのは些か納得しにくい部分であった。ピッコロは普段から修行をしたり、パンの面倒見て鍛えてあげているがナメック星人任せの悟飯が強くなるのは個人的にだが「都合が良すぎ」にも見えた。

力の大会からそう間が空いてないので、セルゲーム後のオレンジスターハイスクールに通ってる合間とは事情が違うが何か一味欲しかったなぁという感想。

まるで知性を感じないセル

へっ!きたねぇ花火だ

セル本体ではなく、あくまで模倣して作った存在だから全くの別物で当人は地獄で「嫌がらせ」されながら過ごしているのだろう。

劇中だと第二形態の顔つきで、ヒーロー好きのヘドがこの顔をチョイスしたとは思えないからマゼンタが指示したと思われる。中盤あたりに思い切り途中で目覚めさせるなよ?のフラグを立てていたので「ナウシカ」の早すぎたんだ!状態で暴れ回るのが目に見えていた。

なので、セルマックスと呼ばれたセルもどきは終始ブロリー同様に叫ぶだけの危ないやつ状態で対話などまるでない。意外にも、因縁深い悟飯や18号らがこれと言ってセルに対して何か喋ると思ったらなかった。所詮は「もどき」に思い入れもクソもない。

ラストに最終形態のような知的になるかと期待したが、ずっと巨大生物が暴れ回るだけなので等身大の戦いが見られないのが少し残念に感じた。

しかし、すっかり忘れていた天下一武道会で見せたピッコロのアレが披露されたことには驚かされた。キン肉マンのように「なかった」ことにされたものにはならなかった。

ファンサービスてんこ盛りで楽しい映画

いいだろう てめぇのワナにまんまとかかってやる

ストーリーの流れのテンポの良さ、パンの送り迎えやノロノロ運転など現代社会でも色々問題になっている部分を描写したり、サイヤ人襲来から奇妙な縁で結ばれた二人が再び一緒に戦うという胸熱な展開。気になる点を挙げたがそれを上書きできるほど、面白いシーンがたくさんあり特にブロリー関連も補完してくれてるのでまだまだドラゴンボールは終わりませんよと、強い意志を感じとれた。

悟天やトランクスが大きくなり、今度は魔人ブウ関連で活躍するのか。バイオブロリーで18号と共闘してるのでそれらをオマージュした作品が出るのか。

その時は前より安定しない生活になっているかもしれないけど、娯楽であるアニメを捨てる選択技はないのでどうにかしても見届ける覚悟で感想を終えます。

なぜか買ってしまった超エリートのトランプ

先ほどからチマチマ出しているベジータのトランプだが、映画で買わなくても普通にAmazonなりに販売していた。

ちなみに推奨年齢は6歳以上となっているが、自分が買ったものには15歳以上の地球人が対象のようだ。

これではトランクスが遊べないじゃないか?どういうことなんだ、エンスカイさんよぉ?

クソッタレめぇ!!フリーザなんかをトランプにしやがって!

買ったやつはせいぜい「手となり足となり」やつにこき使われるがいいさ。

ドラゴンボールの漫画を見るには?

ベジータ 終わった

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toonbeery'sの管理人です. ゲーム(プレステ・switch・steam・ソシャゲ)を中心に、 アニメ(広く浅く)・ドラマ・映画など強い先入観でレビューしたり気になるワードなど誰が得するの?な部分を調べたりしています。 イラストもたまに描いたりとやれるだけやって気ままに過ごしてます。 そういう雑多なブログなので、あしからず。 インドのパン「ナン」を心の底から愛するものなので、同志を求めます。 noteしてます https://note.com/coromo_art

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