
人は必ずしも流行に詳しくなければいけない、ということはない。
野球が好きなら野球に特化すればいいし、アニメ・ゲームに詳しければそれに特化すればいい。
自分とは相反するようなジャンルを全く知らないからといって、時代遅れと捉えるのは個人的にナンセンスだと感じる。
とはいえ、社会人になってからはそういった開き直りとも取れる行動は問題ないが、学生の時は何か共有できるような話題がないと時代というより人間関係に取り残されてしまうのでは?と、不安視する。
今に思えばものすごく「くだらない」ことなのだが、私も当時はみんなと話題を揃えなきゃ生きていけないって思っていた。
今回のエガちゃんねるのサブチャンネルにて、久々におじさんがどれだけ流行を知っているか試される企画だった。
俺最近、流行に敏感になってきたからね
こういう流行って、意外とCM見たやコンビニの広告見たとか、実は結構見ている割には興味ないと本当に入ってこない。
例えば、今発売されたスプラトゥーンやポケモンSVはコンビニに入る前にちょっと上見れば広告あるし、スプラトゥーンはデザートや菓子パンなどとコラボしていて「見たことはあるんだけど」状態なはず。
知らない人や興味ない人にとっては、余計なものがついてくるなー程度でしょう。
だから、いやあれだけ宣伝しておいてなんで知らんの?ってなっても、人間の記憶なんてそんなもんなんですよ。突いても無駄。

さて、今回の江頭さんに出されたワードは、どれだけ視聴者は答えられただろうか?紹介されたのはこちら。
SPY×FAMILY
作者は遠藤達哉氏。日本ジャンプ+で連載されており、気になるコミックで度々話題に上がっていた作品。
スパイの男と殺し屋の女、超能力少女、さらには未来予知できる犬が正体を隠しながら家族生活を送るホームコメディ。
敵国と一触即発状態の緊迫した背景に、裏稼業で暗殺を請け負っているなど殺伐としているのだが、登場キャラクターがそれらを感じさせないユニークなデザインをしていて、そのことから今後の展開で不幸な目にあって欲しくないと感じるほど魅力的だ。
エガちゃんが実はアーニャのネタをしていたらしいが、元ネタ知らずにやっていたため答えられなかった様子。
きつねダンス
プロ野球チーム日本ハムにて大反響となったダンス。発案者は小暮沙織さんで、来てくれた子供達が真似してくれたらという思いで公開したら大反響となり、TikTokなどでフォロワーが続出する形となった。
曲の元ネタはノルウェーのイルヴィスというユニットが由来で、サビの部分で狐のポーズする部分などがよく見られる。

主にバズったのはSNSだが、野球好きであれば押さえてあっても不思議ではないので、エガちゃんからお茶ぶっかけされるのは、ある意味ブリーフ団Sがお笑いとしてのお約束を引く受けた男気溢れる行為だと見ても良いかもしれない。
私は、有名人が踊ってたの見た程度で、元ネタとかさっぱりわからないうえ、どん兵衛のCMとすら思ってたりと外れまくっていた。
ビスブラ
吉本のお笑い芸人で、ツッコミ担当のきんとボケ担当の原田のコンビ。
2011年に結成し、NHK上方漫才コンテストにて優勝、その後、キングオブコント2022にて松本人志が歴代最高得点の98点をつけ、優勝するなど飛ぶ勢いだが、流石にお笑い芸人で話題性あるユニットなので、同族であるエガちゃんが知っていてもおかしくはないだろう。
緑黄色社会
(現在)長谷晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾の男女混合4人組ポップロックバンド。
バンドの結成日は2012年の7月で、名前の由来が緑黄色野菜を聞き間違えたことが由来している。
今年で結成10周年となり、配信限定のシングル「ブレス」をリリースし、9月に日本武道館でワンマンライブを開催し動員数16000人を達成している。そして、今年の紅白歌合戦にも出場が決定。
エガちゃんと同じく、緑黄色野菜っぽい名前だなと思ってたが全然知らなかったです。
アニメだとヒロアカや半妖の夜叉姫など担当しているのに、音楽ランキングを熱心に見ていたあの頃だったら絶対押さえていただろうなぁと、何気に調べたら長谷晴子さんの名前の由来がスラムダンクだと知って、親近感が湧いた。
ギャルピース
ピースサインを逆さにして前に突き出すポーズ。90 年代に若者に流行ったものが、今度は韓国を起点に再び返り咲いたらしい。
英語圏でもギャル=galという単語で、あちらでも女子高生風な格好した人を指しているが懐かしいと捉えるか、新しいと捉えるかは個人次第。
元々、勝利のVサインや平和のジェスチャーとして使用されたものが形を変えて登場していたが、逆さに使うことに何か意味があるのだろうか?
ホカンス
ホテルとバカンスが組み合わさった造語で、ホテルに滞在することそのものをバカンスとして楽しもうという意味合い。
このご時世だからこそあえて、観光をするのではなくホテルでのんびり過ごしていこうという一つの旅行のスタイルとして確立している。
この宿泊の仕方自体は今後も続くだろうが、ホカンスという言葉が今後使われていくはなんとなくだが、廃れていくような気がする。
マカロニえんぴつ
愛称は「マカえん」と呼ばれる四人組のロックバンド。
(現在は)ギター・ボーカルを務める「はっとり」、ベースの高野、ギターの田辺、キーボードの長谷川で2012年に結成した。
日産自動車サクラのC Mで耳にすることがあり、クレヨンしんちゃんのアニメにも出演し主題歌も担当したりと地上波のテレビを見ていたらどこかで知っているかもしれない。
ヌン活
アフタヌーン活動のことで、ホテルのティーランジを優雅に楽しむと上流階級の催し物として捉えられていたが、次第にポピュラーなものとなりカジュアルな専門店だけじゃなく個人でひっそりと楽しむなど、さまざまなスタイルが確立された。
SNSにて可愛いスイーツと軽食で、優雅に過ごす映えを意識したこだわりがあるが、女性のオシャレだけじゃなく男性も秋空を背景になどキャンプをしながらヌーン活動を実践している。
一年前に目にしたことがあったが、流行ってるのか流行ってないのか。怪しい部分があるが、紅茶を楽しむスタイルは好みなので美味しい紅茶生活を続けてほしい。
スプラトゥーン
人型化したイカおよびタコが、インクを用いて陣地を取り合う任天堂のシューティングゲーム。
海外のFPSのような殺伐とした内容ではなく、子供でも安心に楽しめるようなお祭り騒ぎをメインとしており、試合が終わればノーサイドとスポーツ感覚でプレイできる。
だが、やはり人間相手のゲームなので「罵倒や辛辣な言葉」は出てくるし、大人としてもみっともないようなプレイをしてしまうなど対戦型FPSの宿命は避けられていない。
それでも、手短にプレイできることやフェスで一緒にSNSで祝ったりするなど親睦深めるようなツールが盛り沢山なので、ユーザーが非常に多い。
まとめ
答えられたのは、SPY×FAMILY、ヌン活、スプラトゥーンのみという体たらくでした。
仮に知っていても、今みたいに調べたかといえば、多分名前だけ知って終わるパターンだと思います。
よく友達と会話する時出てくる
「あー名前だけは知ってるんだよなぁ」
って、もう知らねーっていってくれた方が楽なのに、なんかめんどくさいアレ。
エガちゃんのこと全然笑えないくらい、自分も世間のこと知らないんだなぁと思うYoutube日和でした。