
ウマ娘は、約1000〜3000mの距離を走る現実の競馬を陸上競技見立てたスポーツであり、脚力だけではなく上半身下半身と満遍なく鍛えることで他者と競り負けない体を作ることが目標であり、決して、ボクシングなゲームではない。スポ根要素を多分に盛り込んだ熱い話ゆえ、たかだか美少女ものと侮ると特訓内容のあり得なさに面を喰らうこともあるかもしれない・・・。(ビコーペガサスが特訓で、このシーン出てきたら、何か車田要素が見えるような気がしないでもない)
#ゲーム散歩withウマ娘
ゲーム散歩はその名の通り、クリアだけではなく世界観や風景、キャラクター造形など製作者のこだわり部分を「その道」に詳しい専門家と共にレビューしていくYoutube番組。
昨今は特に重厚なストーリーに加え、ゴーストオブツシマのような日本の歴史や文化財などを参考に徹底的に調べ上げて作られた作品など、ただクリアするだけでは「もったいない」作品があり、そのゲームは一つの教科書として用いられるほど知識を得ることはできる。
元々なむさんという方が立ち上げた企画だが、ライブドアの方でも扱われるようになり見比べるのも面白いと思う。まさかのTEAM NACSリーダー森崎くんが「天穂のサクナヒメ」で米について語る日が来るとは、四国八十八ヶ所の旅でしてズルまでしてたあの時を思うが想像する出来ない。
#ウマ娘は、一応人間なので一体、一人。
最近だと、ウマ娘は地面を叩きつけて気を放ったり、大岩壊したりと馬じゃなくてゴリラ化したのでは?と危惧されるが、元々車なみのスピードで走ったり、あり得ないくらいのタイヤひきづったり、橋から落ちても無事だったりとポテンシャルが普通の人間と違うのは確かで、小柄なマヤノやロブロイ、フラワーなど華奢だが我々など蹴られたものすごい勢いで吹っ飛ばされるだろう危険性もある。
仮面ライダーなりたての、藤岡弘、もとい本郷猛のようにパワーセーブが大事・・・だと思われる。

走りも勝てない、腕相撲もなど力比べでも負ける、彼女らに興奮して手を出そうものなら骨が粉々になってもおかしくないリターンがある。
(画像のヤエノムテキさんは、どうやらあの頃が蘇ったようだ、礼儀正しい彼女がヤンキーのようなスタイルになるほど熱が入っている。砂浜の地形が変わりゃしないだろうか?)
#陸上競技なので、陸上のコーチに見てもらうというシンプル奥深い企画
今回のゲストさんの井原直樹さんは陸上日本代表の選手、日本陸上競技連盟指導資格cecsレベル1を保有している(6歳〜15歳の選手を指導できる、レベル5まである)。
水曜日のダウンタウンなど地上波テレビで出演されていて、小堺一機の「ライオンのごきげんよう」にも出ていたとか、また指導実績を重ねながら自身もYoutubeチャンネルも設けており、今回のコラボなど誠意的に活動している模様。
#ゴルぷち↓

今回、父・ステイゴールドと母・ポイントフラッグの息子で親戚にメジロマックイーンを持つゴールドシップが抜粋される。一期アニメからゲームが登場するまで繋いだ功労者であり、自由奔放ながらに、競技に関しては真面目であり分析能力も高い。人をおちょくるのが好き故に、誰よりも他者をよく見ているため調子が良くわかっているが、自己分析が甘い。
黄金の船の名とデビュー戦からの実績により不沈艦の異名があったが、天皇賞(春)の歴史的な出遅れの後の浮き沈みから「猛獣ゴルシ」という異名が付けられている。常識が通用しない馬という奇想天外なキャラクターの下地があった。
子供(ユーバーレーベン)が今現在もレースで頑張っていて、その度にゴルシの名が別方向から上がるのは、彼女の頑張りだと思うのだがwikiに記述が特にない。リンクも見当たらないのでまだまだ頑張らねばならないということだろうか。
人間の耳の部分につけているイヤーマフのようなもの。名前が船なのでそこからイメージされたものだが、なぜかお風呂で外さない。海で泳ぐときは外してるのに、昔のギャルゲー風にいえば挿絵分が足りない?状態だろうか。
https://www.youtube-nocookie.com/embed/-Xsi3NkVGNU
元気に生活しているゴールドシップさん。一度会ってみたいものだ、芸能人と会うみたいな感じでワクワクする。
#井原コーチから見るゴールドシップ

(人によっては、出撃前のガンバスターにすら見える仁王立ちのゴルシ)
コーチからの第一印象が体幹が良い。しっかりとした体つきの模様。ランナーはアキレス腱に注目し、シューズのクッション性と反発だけではなくしっかりとアキレス腱を鍛えているとエネルギー消費軽減となり、パフォーマンスが上がると記述がある。
ゴルシは170cmと劇中のキャラの中では高い方であり、それが走りにおいて大きなアドバンテージとなるそうな。体が大きいほど有利かといえば必ずしもではなく、それ相応のバランスを築かないといけない難しさがある。
スタートダッシュが苦手であり、普通にとあるレース後にバッドステータスに絡んでくることもある。最終的に一位を取れれば良いというのは、このゲームではよく見る光景なので、勝てば良いのだ。なのだが、心臓に悪い。
#ゴルシはもっと早くなる?

ゴルシは追い込み型のため、前半で温めておいて後半に爆発させる。一気に勝負をかけるため、瞬発力が試されるが、不発に終わると実力発揮できずに沈んでしまうため、安定しないとキャラも含めてヤキモキする。
ウマ娘の走りはほとんど(未登場のキャラもいるからわからない)が、前傾姿勢の走っている。人間の体の構造上前に力強く走るには、足を後ろに流すような走りだと不利と捉えられる。
現実の馬をモチーフにしたための走りであり、前傾になるのは織り込み済みで、キャラクターごとにモーションが違うのはリアルを想起させる製作者のこだわりだ。
一個一個丁寧な試行錯誤の作品ゆえの評価であり、「こだわり」というマニア心をくすぐる要素。あえて現実的なものを置いといて、アニメらしいゲームらしさを取り入れている。
「あり得ない」の一言で片付けてはいけない、それがモットーなのがゲーム散歩の良さである。
#目標の設定、目指すべきゴール
ゲーム散歩内ではゴルシの練習嫌いを語っていたが、実際ゲームだと全キャラが何かしらを理由に練習をサボタージュすることがある。それによりコンディションが落ちたり、寝不足、偏頭痛、太り気味などのマイナスを起こして、進行を妨げている。
模範となる生徒会長ですらも業務に追われすぎて練習に来ないなど、大事な時に起こされがち。ウマ娘のイライラポイントであり、回避しようにも中々に難しい。特に試合手前や最悪の合宿前に起こされると目も当てられない。(試合前は根性で乗り切れるが、合宿の合間は回復手段がないのでそのまま過ごすことになる)

モチベーションを上げるための目標を設定する。
(有馬記念、天皇賞・秋などで優勝し一緒に、温泉旅行に行く!)
我々プレイヤーのモチベーションを上げる一つに、優勝する、トップクラスのウマ娘に育てる、温泉旅行に行って温泉を覗く。にある。
あり得ないサボりや、体調不良により中々思うようにいかないが、根底にある上記の理由を胸にプレイし続けるモチベーションを保つ。
劇中の娘たちもご褒美と捉えられるかもしれないが、これも一つの手であり一緒に切磋琢磨していくという夢を与えられるのだ。
(そんな最中にティッシュでももらったら、こちらが沈む)
彼女らが頑張るのはかけがえのない「この数年間」を大事にしたいという強い思いで走っている。たまにはサボるくらいがちょうど良いのかもしれない。
(いい歳したおっさんが、今日仕事サボってパチスロ行ってきたぜとドヤ顔で話してるの聞いた時、そっちの方が色々ダメだわ比じゃないわと思ったつい最近。)

#実は頭が良いゴルシちゃん
頭が良い子は「力の抜き方」を熟知している。ズル賢いと言った方が良いのか、勉強が特別できるじゃなく、全部において「楽」を見つけようとする。
社会においても律儀に全てが出来る様にではなくて、削るとこは削って回転率、作業効率を上げていけるスタンス。他のウマ娘をよく観察していることからもその性質が伺える。
(チケットが、ビデオのリモコンが使えないからゴルシに代わりに操作してもらってる図かもしれない)
良くも悪くも印象深く、ウマ娘シリーズの看板キャラとして今もなおかつ精力的なゴルシ。ちょっと前まではゲーム実況という変な方向性だった。しかもマックと一緒にいるイメージなのに、テイオーと一緒になんか遊んでることが多い気がする。
自由奔放だが、一部苦手意識働いている娘もいるが嫌われているという描写が見かけない。ポテンシャルの高さなど性格除けば割と高評価だったりしている。チャンネル内で一番人気!って謳われると推しキャラが人それぞれだから、一番ってなくない?って言いたくなるが、それはそれで。
ここまで書いてアレだが、私はゴルシは「リアルで対面したら苦手」。
「キャラクターとして描く、物語書くとしたら使いかって良いキャラ」、
「正直、可愛くてもめんどくさそう」な感想です。

ガチで嫌ってたら、こんな画像撮ろうと必死になってないことをお伝えして、終わりにします。