お嬢様は電子遊戯をかく語りき

頭の中に花が咲いたよ?個性的なキャラクターと危うき主人公達。MINDHACKのプレイ感想。Indie-game

VODKAdemo?(ウォッカでも?)から配信されたインディーゲーム「マインドハック」

ジャンルはビジュアルノベルで、途中にタイピングゲームのようにキーボードで打ち込んでクリアする要素もある。

悪人の頭の中をお花畑にするという変わった内容で、主人公が相対するキャラクターは収監された犯罪者とのこと。先にプレイした感想を述べるとしたら「逆転裁判」風味な印象を受けた。

それと同時に悪人とはいえ、天使のように洗脳することが果たして、良い事なのかという道徳心も問われる。もとの人格から別人のように書き換えられるその様はギャグのようにも見え、ホラーチックで怖くもありアバウトの文章を見るだけでも深い内容であり、製品版がsteamでプレイできるなら是非とも参加したい所存。

ゲーム実況者のレトルト君が、プレイしているのを見かけて興味を持ったのが始まりだ。Twitterあんまし見ないのもあったり、ゲーム好きの割には情報共有が非常に遅いので「今更知ったのかよ」状態でのブログなのであしからず。

▼レッツプレイ♪

「月刊少女野崎くん」のみこりんが得意そうな「花」から始まる。ガーベラと聞いてテトラかストレートって出てしまうほど、ガンダムにも毒されているが、このゲームは「お花」と花言葉がとても重要だろう。

・ガーベラの花言葉

・ガーベラの花言葉は、

「神秘」、「光に満ちた」、「希望」、「前進」といった前向きな意味を与えられている。

これらは全体的な意味であり、色一つ一つに個別でまた違った意味があったりする。

▼ピンクのガーベラ

「崇高(気高く偉大なこと)な愛」、「おもいやり」、「感謝」

▼赤いガーベラ

「神秘」、「萌える神秘の愛」、「前向き」、「限りない挑戦」

▼オレンジのガーベラ

「神秘」、「冒険心」、「我慢強さ」

▼黄色のガーベラ

「究極美」、「究極愛」、「親しみやすさ」、「やさしさ」

▼白色のガーベラ

「希望」、「律義」、「純潔」

▼青色のガーベラ

自然界には存在せず、人工的につくられたものがあり「神秘」の花言葉を与えられている。

参考ブログさま↓

https://greensnap.jp/article/7863

マインドハッカーの主人公がプレイベートで黄色のガーベラを持っているが、姿かたちが把握できないので「花言葉」を用いて現状の性格や状態が示唆されている・・・と読むと、

慈愛に満ちているが、究極の愛という状況によってはとても重たい思いがあり、優しさゆえに壊れやすくメンタルはあやふやで感化されやすい…と勝手な想像を立てる。

犯罪者の心を覗きすぎて自身も手を染める側になったという、メタルギアのサイコマンティスのような感覚になるのかもしれない。

マインドハック

犯罪を犯すものはバグによって支配されている。そういう思考にならないようにプログラムを書き換えるように上書きして修正しなきゃならない。そういう職業のようだ。

めちゃくちゃ給料良さそう。

新米の隊員も結構な武装しているので、状況によってはこちらが「やられてしまう」危険性も高いのだろう。序盤で断片的にだが、暴走した患者を切りつけるような音が鳴っていたので、死んでしまったじゃなくて処分せざるえなかった。明るい雰囲気だが、やっぱりやばい世界だどんなグロイ展開になっても落ち着いて行動しなければ。

マインドハック

椅子可愛いっ!!

というか、そういう犯罪者だと思って無駄に身構えてしまった。なんでホッペが赤いんだろ生きてるのか?これ。肩が冷えないように保温機能備わってるんだろうか?だとしたら優しい世界だ。

そして、これからやってくる犯罪者は「札付きのワル」と昔の不良漫画でしか聴かない「札付き」引っ提げたヤツの頭の中を弄って真人間にしようというわけだ。強面のごついオッサンなんだろうか?

Tシャツ着るのがすんごく大変そうなのがやってきた。若い頃尖ってたんだよと、昔はワルかった自慢話する中年いるが、そのまんま尖ってる&尖ってるヤツが来るとは作者さんはいくつなんだろ?

マインドハック

と思ったら首がない?!

キン肉マンの超人じみたどういう理論で頭が浮遊してるのか、謎は深まったままだが両耳に当たるところにはアクセサリーつけていてオシャレさんな模様。

耳にピアスするために穴を開けると白い液体みたいなのが出てきて失明するみたいな変な話あったが、彼らウニみたいな人たちは本当になんか出てきそうな気がする。

彼の心の中を探りどういう思考なのかを見て行く。普通に生きたかったのにという思いが特に顕著だった。

マインドハック

出てきたワードをキーボードを打っていく。製品版では失敗版もあるのだろうか?ともかく、何回かほったらかしにしても時間制限はないし、打ち間違いによるペナルティもなかったので落ち着いてタイピングしていく。

マインドハック

とげとげしく突っぱねているが、実は寂しがり屋であると思われるワードが次々に出てくる。ブログを書きまくった効果が発揮され、素早く出来たと思った、tsuなど細かな所で引っかかって打つのやっぱり遅かった。

マインドハック

PSのゲーム「.hack」のようにお掃除が完了した。

マインドハック

さらっと怖いことを申すコンピュータさま。首がないのに頭をどうおさえてるんだろ。

マインドハック

お前の頭の中はお花畑だなとか、どちらかというと相手を罵倒するワードだが、自分で花になるって経験者じゃないとわかんないのに、ともかく「フラワー」化が止まらない。

マインドハック

・・・ポケモンの「ポワルン(晴れ)」のような頭になってしまった。

文字通り彼は花のような頭になったのだ。人格も変わりさっきまでの刺々しさが一切ない。これから攻略していく悪人どもはクリア後このフラワーのポーズをしていくのだろうか?実は足は内股になっていて、善人+おねぇ化したんじゃないか?と勘繰る。

マインドハック

失敗したパターンや、タイピングの速度などにより評価が変わったり、洗脳が中途半端だったりとか仕上がりが気になります。

マインドハック

頭がお花畑を悪人にやってみたらという発想。現実世界でバグ修正による更生が上手く行ったとき、世間ではどういう見方をされるのか。漫画展開で「悪人だけどいい奴になったんだからいいだろ」みたいなのが、どこまで許されるのか。インディーゲーム特有の視点の違いや発見、考え方と面白いです。

steamからswitch販売までたどり着けばいいなぁと願い、ここで締めます。

ちょっとしたこのゲームの戯言はnoteにでも書きます。よかったらどうぞよろしくお願いいたします。

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