ウマ娘

お嬢様は電子遊戯をかく語りき

ウマ娘のメジロドーベルがせっかく当たったので、「ベルちゃん」について色々調べる。なんで男苦手なの?

こんにちわ、ウマドンナとしてウマ娘を厳しく優しく接しているつもりのトレーナーcoromoでございます。今回はガチャ惨敗中の中に光明として現れたドーベルが来てくれたので、↑のイラスト+競走馬としての活躍を色々調べていきます。

競走馬のミソでもある、○○産駒や○○系などはてんで興味が薄いので、そこそこ浅く初心者向きなのであしからず。

馬

▼メジロドーベル

いつものかいつまんで解説

・1994年5月6日生まれ 毛色は鹿毛

北海道虻田郡(あぶたぐん)洞爺湖(とうやこ)町にあるメジロ牧場にて誕生する。(現在はレイクヴィラファームとなっている)

父親はメジロライアン、母親はメジロビューティー。

名前の由来がメジロ牧場(冠名)+ドーベルマン(犬種)であり、

スティーブ・マックイーン(俳優)、ノーラン・ライアン(野球選手)、アーノルド・パーマー(プロゴルファー)など有名人・芸能人から取られているような印象だが、イーグルやホークはてや「ボサツ」や「ティターン」など神話系からもいたりと、規則性は馬主のその時の流行だろうか。

(ドーベル誕生の一か月ほど前に、同じライアンを父に持つブライトが誕生している)

馬の親子

▼生まれてすぐに母親のビューティーが亡くなってしまう。

▼ビューティーは重度の黄疸を発症しており、感染症を併発していた。

▼母親の血液型不適合によりドーベルは初乳を与えられず、メジロロローラントから受けることになる

▼翌年1995年、危機を乗り越えたと矢先に骨折を生じてしまう。かなり重症だったがなんとか、手術は成功し再び危機を乗り越える。

▼1996年8月に、新潟開催の新馬戦でメイクデビュー。騎手は吉田豊氏であり現役レース全て彼が担当している。

▼続く新潟3歳ステークスの重賞(GⅢ)に挑戦するが5着。

▼その後、サフラン賞、いちょうSに挑戦し1位を獲得する

ウマ娘

▼そして12月1日、阪神3歳牝馬ステークス(GⅠ)芝右周り1600mに出走。ブライトに勝ったシーキングザパールと戦うことになる。(画像はウマ娘内の仮イメージで、後輩でのちの連続年度表彰するウォッカがいるが、夢のオールスターバトルなので気にせず気にせず)

https://www.youtube-nocookie.com/embed/grUtnLUwVjE

その時のレース映像がJRA公式チャンネルで見られます。ガチでありがたい。

▼1997年4歳となったドーベルはクラシック三冠に向けて桜花賞を目指す。

※中央競馬で行われる皐月賞、東京優駿、菊花賞のことだが。牝馬限定で桜花賞、優駿牝馬、秋華賞

▼まずは三月に、阪神競馬で施工されるチューリップ賞(GⅡ)で3位。

▼続く初戦の桜花賞芝右1600mに挑むが、この日は天候は雨で不良馬場状態だった。結果はキョウエイマーチに敗れ2位(四馬身差)となる。

https://www.youtube-nocookie.com/embed/MRXEyIRt1tI

1996年 桜花賞レースの動画

ウマ娘

(ウマ娘内にはいないが、ミニスカートという牝馬がいました。ドーベル自体がミニスカート履いているが、桜花賞戦にはひっそり参加しているのかもしれない。)

▼続いて牝馬クラシック二冠目・東京競馬場「優駿牝馬(オークス)」左芝2400m

ウマ娘

▼前回戦ったキョウエイマーチ、シーズプリンセスなどがおり、接戦の末二馬身差をつけて勝利。

(優駿牝馬と書いてないので、元ネタがオスのウマ娘も普通に参加している、エイシン繋がりでフラッシュをアーバンに見立てて想像で楽しもう)

https://www.youtube-nocookie.com/embed/6NEcbpay_KA?start=159

1997年オークスの動画。カメラにギリギリ映っているが、輝かしい勝利の背景に落馬したシーンも移り色々印象に残りやすいレース。

▼続いて中山競馬場で施工される9月14日の重賞(GⅡ)オールカマーへ出走し、1位を獲得。

ウマ娘

▼10月19日の秋華賞にてライバルのキョウエイマーチと最後の戦いを繰り広げ勝利する。

(キョウエイマーチは短距離路線に進んだため、ドーベルとは別な道を歩んだ)

https://www.youtube-nocookie.com/embed/7YCifOi5BKI

▼1997年ラストを飾る有馬記念に出走

有馬記念 ウマ娘

▼ドーベルのレース歴史を知っているなら、長距離適正が薄いドーベルがあえて挑む!というのは周知事実。だが、ウマ娘のみの情報だけだと、下調べ無しに出走レースに有馬記念があると想像するのは難しいかもしれない。

(マーベラスサンデーやエアグルーヴ、テイエムオオアラシの代わりにオペラオーなど現実になるべく合わせたい気持ちが強い)

ウマ娘

(現実の方のドーベルは結果8位と悔しい結果だが、ウマ娘因子無しで挑んだ場合後ろから数えた方が早いパターンもあり、個人的にそこまで上位に挙がってるのはやっぱりすごいと思う。さらにこのレースはエアグルーヴもいるわけだが、彼女も長距離適正が低い。ゆえに有馬記念向きに全然見えないわけだが・・・↓)

https://www.youtube-nocookie.com/embed/pjCETumZOSE

1997年有馬記念の動画。勝者シルクジャスティスで三頭が並びながらゴールに入るのは見ごたえがあり、今年をラストを飾るにはとても良い盛り上がりである。賭けてないのに、おお!ってうなってしまう。ウマ娘でも大逃げもいいが、ゴール直前まで誰が勝つかわからない並び状態が一番興奮する。

適性が無いって思ってるエアグルーヴが3着になっている。ゲーム内だとプレイヤー育成外では結構惨敗するわけだが、おみそれしました。ブログのためにレースなど調べ見てたが得した気分。

ウマ娘

ゲームとはいえ、ドーベルが有馬を大逃げして勝利した未来。そこそこにテコ入れ必要だが、夢のレースで勝てたのは嬉しいかぎり・・・なのだが、

▼偉大なる先輩に比べられる苦悩

同じ冠名を持つマックイーンや父親にあたるライアンなどに比べられ、自分に自信が持てない一面を持っていた。例え有馬記念で勝ってもいても純粋に、ドーベルの実力として見られるかはわからない。

競馬って○○産駒で血筋がどうだからとか、本馬を見ているようで見ていないようなフワっとした評価が気になっていた。それはnoteに書くかもとして、ウマ娘内は学園内で本来は年代が違う娘たちと同じレースに出たりするので、自己評価をぐんと落とすものも出てくる。

それがドーベルというキャラクターとして活かせるし、訴えたいポイントなのだなと。普通にこの娘は最強バへと仕上げたい所存。

ウマ娘

同じカラーのドーベルと、ブライト。服装への求め方からも性格が読み取れる・・かも?

▼その後、1998年1月25日に日経新春杯(GⅡ芝2400)に出走するが結果実らず

▼続いて4月5日に産経大阪杯(GⅡ芝2000)にて、有馬記念で戦ったエアグルーヴと競ったが2位。

ウマ娘

▼6月13日目黒記念(GⅡ芝2500)、1998年宝塚記念(GⅠ芝2200)と5位に入る

ウマ娘

何の因果か、この2レースはゴーイングスズカとサイレンススズカが一位を取っている。スズカがトラウマにならなきゃいいが。ダブルドラゴンみたいに配置されてたんすね、スズカって。

https://www.youtube-nocookie.com/embed/4Y7L4c1V1JQ

1998年宝塚記念 公式動画。緑のサイレンススズカの雄姿が見られる。

▼このレース後に休養に入る。(疲れがとれていませんねぇ状態)

▼三か月後の10月18日、府中牝馬S(GⅢ)に出走。秋華賞以来の勝利となった。

ウマ娘

▼最大目標となるエリザベス女王杯(GⅠ2200)に出走する。

ウマ娘 メジロドーベル

(前走で一緒だったナギサ、グレースアドマイヤ、ブライト違いのバルブライト、同じメジロの名を持つランバダ。そして再びエアグルーヴと戦う時がきた)

▼見事に勝利し、史上初のGⅠ4勝目を挙げる。

▼1998年12月27日 有馬記念で再び出走するが・・・

https://www.youtube-nocookie.com/embed/NO-X6pB4COA

(勝者はグラスワンダー、そして二位はメジロブライト、三位ステイゴールドと健闘むなしく散ることになった。アニメやゲーム内でおなじみのセイウンスカイ、キングヘイロー、マチカネフクキタルの名前もあり、ウマ娘だけの方には知っている名前がそこそこにいる。)

▼1999年6歳、2月28日の中山牝馬S(GⅢ1800)に出走も二位

▼ケガのために長期休養。

▼同年10月10日毎日王冠(GⅡ1800)に出走するも6位、またしてもグラスワンダーに負けてしまう。

▼同年11月14日エリザベス女王杯に再び、出走。

https://www.youtube-nocookie.com/embed/8MWIa1YecHI

▼有終の美を飾り、有馬出走も視野に入れられていたようだが、このレースで引退となる。

▼4年連続表彰を受けた史上初の牝馬、20世紀名馬大投票にて19位、20世紀ベストホース100にも選ばれる名誉を授かった。

その後、繁殖牝馬としてエルコンドルパサー・サンデーサイレンス・アグネスタキオン・マンハッタンカフェ・スペシャルウィーク・ディープインパクト・ゼンノロブロイとの子が誕生する。

ウマ娘

▼同じメジロの名が付く娘に比べると、やや地味目な印象がある。(自分に自信が無い割には、デカいリボンつけているので自己表現は強い)

ゴルシに弄られたり本人もポケかますマックや、筋肉アピールなライアン、ムードメーカーなパーマーなど他の癖のあるメジロに比べて、パッとした強みが薄い。

異性が苦手であり、トレーナーの性別を変えると態度が変わるなど一風面白いストーリーが見れるので、キャラがまったく立っていないといえばそうではない。

現在のドーベルはリードホースとしていて、仔馬たちを見守る保育士のような立ち位置を任されているようで、ウマ娘のURA後のドーベルも教育係としてトレーナー側に立つのか、ウマ娘の保育士になっているのか。想像に任せられる。

表彰されたり、エリザベス女王杯連覇したりと歴史を見て行くと結構厚いはずなのに、どこか不遇なイメージがぬぐえないメジロドーベル。だからこそ、並み居るスターたちより輝かせたいと思うのは、不思議じゃない。

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