えんとつ町の物語を観る。そして面白かった。

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12月25日、お笑い芸人「キングコング」の西野亮廣が描いた外界から遮断された空は煙で覆われた町を舞台にした物語。

青空や星空の存在を知らない住民たちと、星空の存在を信じ続けてただ一人ホラ吹き呼ばわりされ、嫌がらせされながらも自信を貫く主人公の父。そんな太陽の存在が居なくなり、ぜんそくで苦しんでいる母を少しでも手助けするために、同年代の子供とも遊ばず「えんとつ掃除」で家計を助ける少年「ルビッチ」。

そんなある日、ゴミから生まれたゴミ人間を見つけたことで転機が訪れる。

累計40万部以上とヒット作の映画化、西野氏本人はアニメーションまでの視野も広げており、劇中のルビッチの父ちゃんの「信じ抜け」を見事に実現させる形になった。

本人談のわからないことや、知らないことへの不安や恐怖をテーマに挙げられるよう当時の西野氏への風当たりの強さとそれに対する逆風という形を変えてのメッセージであると捉えることができる。

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元々絵本の話をなぞった映画構成なため、この町の真実やゴミ人間「プペル」最後などのネタバレに関しては問題ないようである。

プペル 映画チケット

25日奇しくもポケモンの映画と同じ日で、いわばハシゴ映画でもしようと考えていたら、余裕を持ちすぎてチケットを買いそびれるマヌケを働いてしまった。来年に回そうとか考えていたが、youtube内でキンコン西野君関連の動画を見たり、HYDEのハロウィンver見たりとしてたら、来年に回してはなんか遅いかもしれないと「寒波」が来るにも関わらずにネット予約して映画館に向かった。一人でこっそりとレイトショーである。

率直な感想言わせてもらうと(Twitterでさんざ言ってるが)自分の期待を越した面白さでした。「スタジオジブリ」や「ディズニー映画」など、そういった類な目で見ていて「大人でも泣ける映画」っていうキャッチフレーズにはどこかアレルギーはありました。これは先のポケモンや鬼滅の刃など「泣ける」を全面的に推すフレーズを先入観で見てしまうとどこか入り込めない感があるからです。

泣ける映画だから見たじゃなくて、映画を見てから泣けるってわかったの方が素直に感動できるからあのフレーズは自分にはあんましいらない(暴言すみません)

声の演じられた方々

まずはプペル・窪田正孝君、俳優として様々な役を演じられてきた彼だが、同じ声とは思えないくらいプペルというキャラクターの声にマッチしていると自分は思いました。どこか「ひょうきん」で見た目とは裏腹に人の良さそう感じの抜けた感じの声はめちゃくちゃあってました。

少年ルビッチ・芦田愛菜ちゃん。子役としてデビューして俳優をこなす中、声優業も数をこなしており前回のポケモン映画の重要な役にも挑戦しており、様々な経験からかなり熟練度が増したと思われます。これもまた声が役にあってて、演技力は発展途上ながらに見事に演じきりました。

ブルーノ役、落語家「立川志の輔」さん、年相応の濁声感と最後の打ち上げ花火(爆弾)の時の語りが最高に盛り上げてくれます。さすが噺家。

ルビッチの母親・ローラ役「小池栄子」さんの強き女性で、父親への理解や息子を後押ししてくれる安堵感。姉御肌な声質でぜんそくとブルーノが居ないのにも関わらず弱音を吐かずにルビッチを支える姿はいいものです。

その他にはスコップ役のオリエンタルラジオ「藤森慎吾」くん、レター役の「野間口徹」さん、少年少女3人組のリーダー的な存在アントニオ役に「伊藤沙莉」さん、

えんとつ掃除の同僚のスーさん役「ずんの飯尾和樹」さん、トシアキ役には「宮根誠司」さん、デニス役「大平祥生(おおひらしょうせい)」さん、アイパッチ役「山内圭哉(やまうちたかや)」さん、掃除屋のボス・ダン「國村隼」さんとメインのほとんどが声優ではないが舞台などで俳優をこなしている実力者である。

カジサックの動画にも紹介されていた、町人Aで梶原君が担当し町人B(堀総士郎)さん・町人C(若林佑)さんなど本業の声優さんはもちろん起用されています。諸星スミレちゃんもクレジットにあったはず・・・だが、確認しないとなんともいえない部分ある。(鬼滅の刃の映画の声優当てモロ外してたし)

EDのロザリーナさんが歌う「えんとつ町のプペル」で締めくくられるわけですが、これはやはり映画を見たからこそ、心に響くものだと実感します。

素晴らしい映画であったと観に行って良かったと思います。この後、彼らは青空を手に入れ明るい夜空を見ることが叶いますが、それと同時に外への希望と恐怖が迷い込んでくるのでしょう。

腐るお金の話も奮起して手に入れた自由にも関わらず、結局穴倉のような生活を強いられることになる皮肉めいた話で、アニメのグレンラガンのように外をしっちゃいけないや、ビッグオーのような「箱庭」での一生のようなどこか寂しい未来も想像してしまいますが、それはそれでのお話ということで。それでみんなで「外」に出ないとなると進まないですからね。

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