
史上最難関と呼ばれる(かも?)バイオハザードシリーズの始まりの物語「ゼロ」。
この作品独自の設定はさまざまなプレイヤーを悩ませ、イラつかさせ中には詰んでしまいプレイを放棄したものもいたとか。ままならないその難易度に、一人のお笑い芸人が今日もまた恐怖の世界に足を踏み入れるのだった。
※私のブログの内容のバイオハザード0はNintendo Switch版のダウンロード版です。
狩野英孝さんがプレイしているのはプレイステーション版ですが、色々な体勢でプレイできるのが強いですが、彼の操作に興味あるならばどちらでもいいのでプレイしてみてはいかがでしょうか?
恐怖の再放送。。。
#恐怖の横道列車編
バイオハザード1の波乱と笑いを届け、バイオハザード8でも変わらずのスタンスを貫き、幾度となく死線を潜り抜けてきた狩野英孝氏。合間にライフイズストレンジを挟みながらも、視聴者からの声を聞き入れ再び舞い戻ってきたのだ。バイオシリーズと狩野英孝の親和性は抜群に良く、彼のお笑い芸人並びに出川哲朗から(勝手に)受け継ぐリアクション芸の妙は素晴らしく、視聴者はそれを見たくてしょうがないのだ。
(ブログの筆者の自分も狩野英孝のプレイに感化されて、こちらのバイオ0も買ってプレイすることになった)

いきなり始まる列車内でのゾンビ対峙。EIKOちゃんはここであえなく操作性わからずにやられてしまうが、バイオ1リメイクより前の操作なのでLRの構え発砲じゃないので、1リメイク後にプレイすると割と戸惑う。あと、キャラクターの行動が少しもっさりとしたところがあるので、ダメージを受けやすい感はある。
ラジコン操作と固定カメラ時代のバイオは説明書で操作を習う物なのだが、最近のシリーズに慣れているのかそういうのは序盤のチュートリアルで覚えとけが普通だからこういった事故に遭うのはしょうがない。
だめだ・・・可能性がゼロ!
プレイの仕方をなんとかモノにして探索を始めるが、セーフハウスにてのセーブを躊躇する場面が出てくる。前回もそれで「再放送」というなのやり直しポイントを産んだのだがそれを今作でもやらかすどころか、それがメインになりがちになるとは思いもしなかったであろう。
また事前にボスの情報「頭部が弱点」という、有益な内容も特に覚えていなかったりと忙しなかったりする。

迫るゾンビを払いのけ次の車両にて運命的な出会いをする。「ビリー・コーエン」、この作品でEIKOちゃんのバイオ攻略には欠かせない男が登場。撃つ時スタイリッシュになる。そして・・・
カミツクヤンじゃん!久しぶりです!撃ちます!
バイオといえばゾンビ犬というほどラジコン操作and固定カメラ時代の名物キャラクター。。テンションとは裏腹に即始末された。
(狭い空間ゆえにここで被弾することが結構ある。逆に狭いがゆえにチョロチョロ動き回ることがないのが救いだがハンドガンのみなので少々倒すのに時間がかかる。)
寝とけ・・・寝とけ・・・寝とけって!!!

別車両の2階へ上がると今現在も(2021・8でも)EIKOちゃんを苦しめることになる擬態マーカスの初戦闘が始まる。老紳士風な男性の体から無数のヒルが飛び出し再び人の形となりレベッカを襲う。腕をしなる鞭のように振り回し距離をとった相手を捉えようとする執念っぷり、狭い空間ゆえに回避しにくい。元が集合体ゆえにゾンビとは違い、ハンドガンやショットガンによるノックバックが発生せず無駄玉が最も発生しやすいポイント。
明らかに倒さなきゃいけないポイントのように見えるが、バイオ1で言うなら最初のケネス・J・サリバン(黒人のS.T.A.R.S隊員、初めてゾンビと対面する時に餌食にされていた人)のゾンビ戦のようなもので、無理に倒さずに引き返すという選択を頭に入れておかなきゃならない。今後の戦略として割と大きな面なので如何に無駄玉を消費しないかと言うのは「おこぼれさん」から知っておかなきゃならない・・・のだが。。。
レベッカ、かわいいな♪
「おこぼれさん」を撃退した後にプレイングマニュアルが施される。ここから二人を駆使して様々な謎解きに挑戦していくわけだが、かいつまむと、
レベッカは、ハーブの調合ができ、薬品を使った調合も可能、打たれ弱く
ビリーは、調合ができない(ラクーンシティの住民じゃないので、ハーブを調合するということを知らない)、打たれ強いので探索向き、重量物(コンテナや石像など)を動かすことができる。
これらの要素とアイテムはそれぞれ6個ずつしか持てない。ジルのようにアイテムバックで余分に持てるなどもないため必要か不必要かを瞬時に判断するしかない。
どちらかが敵の攻撃により倒された場合もゲームオーバーとなり二人で行動する安心感と捉えるか、不必要な犠牲を孕んでしまうのかとこれも状況判断が試される。ゲーム実況者の腕の見せ所であり、困惑する様を楽しむのがEIKOちゃんの動画のミソなのでプレイ済みの(一部の)視聴者はワクワクなのだ。

奇しくも近年鬼を討伐するアニメおよび漫画が大人気となり、列車を舞台にした映画もあったりと割と似たような環境下にいる作品なのだが、超人的なバトルが多い「あちら」に比べるとこちらはあくまでも「ウィルス耐性」がすごいと言うだけで普通に人間である。(後に拳一つでB.O.Wと戦う人も出てくるが)
高速で走り抜ける列車の上を歩く恐怖というかよく歩けるなと誰もが漏らす感想。そして、ここでレベッカを前にするかビリーを前にするかの究極の難易度調整は既に始まっていたと言う真実。
(荷物エレベーターがある部屋に取り残されるがどちらかになるか、二人で探索するなら当然強制離脱する展開というのは当たり前な話なのだが、まさか出会って数分もたたずにはじまるとは思わなかった。挙句にはゾンビも座席にいた人が加わっていたりと、ややこしいことになっていたりする)
サソリのカルパッチョ!とビリーの外待ちぼうけ和え
それでも車掌かよ!!(乗客からの怒りの声)

車掌室の鍵を入手し、部屋を散策したEIKOちゃんはメモ書きを見て憤慨する。カバンを開けるための鍵をどこかに紛失したというメモ書きだが、責任のある立場の人間としては些か緩んでいると見受けられる。だが、バイオハザードの住人はしっかりと何かに記録を残しておくというのが習慣なのか、事あるごとにアーカイブしているマメな方々だ.ゾンビ一歩手前にも関わらず何かを残そうというルーティンは我々にも大事な事なのかもしれない。
(Youtuberは直前まで撮影し、自分もゾンビ化手前になっててもブログ更新は忘れないのだろう・・・今のリアルウィルス罹ったらそんな悠長してられるのか?)
本日のおすすめ エビのカルパッチョ地中海風とローストチキン〜Shrimp carpaccio Mediterranean style and roast chicken〜
カルパッチョ carpaccio とは、イタリア料理の一種。魚介類や牛肉を薄切りにしてオリーブオイルやチーズ、ソースなどをかけて食べる料理。由来は画家のヴィットーレ・カルパッチョであるヴェネツィア伝統料理と、イタリア本国の創作料理であるという何種類か説があり正解はわからない。
(インディーゲーム「コーヒートークでも出てくる、カフェオレとカフェラテやカプチーノの違いなど割と日本人からすると区別がよくわからない説が飛び交ったり、ルーローハン(滷肉飯)とロウザオファン(肉燥飯)のように結局どっちなの?みたいな現地には現地のこだわりみたいなのもあったりと、調べると奥が深いものがたくさんある)

ついに出会ってしまったスティンガーもといサソリのカルパッチョ。EIKOちゃんのプレイだと直前にダメージを受けていて尚且つレベッカのためかなり危機的状況に陥っていた。しかし、そこは長いことバイオシリーズに体を浸かってきた男。一度身を退いて体制を立て直す判断を下す英断。ショットガンを取り回復アイテムを所持し準備万端で挑む・・・懸念があるとすればここまで1時間一切セーブしていないということだ。
しかしいざ戦闘が始まると、頭部が弱点という情報がすっぽりと頭から抜けているというテンパリ具合バイオ2ならGと戦う時のような右も左も避けられない狭さで、対処法間違うと確実にダメージ喰らってしまう意地悪なボス戦。
(関係ないが偶然なのか、EIKOちゃんの動画の広告でとあるアプリCMが流れて不器用なあなたが好きなのだと出てきた。そうだな、色々と不器用なEIKOだからおもしろ楽しいのだなと実感)
※何度もゲームオーバーになりながらたどり着くバイオハザードシリーズならではの骨太な作品だが、いかんせんその前に行う作業の面倒さが足を引っ張っていて、「床に置く」「置いたアイテムを一つずつ回収していく」「アイテムの所持数を気にしながら行く」と独自の作業感がやる気を削ぐ場合もある。
また、いかんせん前のシリーズで決められた回数しかセーブができないというのがプレッシャーになり、ここでタイプライターを使っていいのかと本気で悩むことになる。今作は回数がクリア後の評価に関わらないため実はガンガン使っても割と大丈夫なようになってるのだが、EIKOちゃんみたいに躊躇するととんでもない時間泥棒に発展するためこまめなセーブは大事。
ほんと、めんどくさがらず痩せ我慢せずにバイオの住人のようにこまめに記録を残す。大事なことを教わりました。一応、自分はEIKO動画含めて一回でいけたが(なんで頭狙わなかったんだろって不思議に終わってしまったが)、確かに初見でいきなり来るからやらかすのも無理もない。
バイオ1にて、「伝説の謎の水飛び込み鮫事件」の際に狩野英孝の心の支えとなった一青窈さんの「ハナミズキ」
もしも同じ状況に遭遇して、落ち込んだ時には聞いてケアしてあげてください。明日に響くので。

(トロフィーで無賃乗車は許さない的な言葉が書いてあった。元からこの列車内に持ち込まれたものが突然変異したものではなくて研究所から逃げて森を徘徊中に乗り込んできたということか?)
精神的にかなり参ってるのか、とてもわかりやすいため息を吐くEIKOちゃん。たまにクリスタルキングの大都会的なものが口ずさまれてるような気がするが、ほんとにストレスが半端ない模様。
なんとかスティンガーを排除し先に進むEIKOちゃん。同じカプコンならモンハンのイャンクックを倒した時のような達成感だろうか。およそ2時間に渡る列車内探索だが特急編はこれでようやく半分なのだ。

ここからフックショットを使っての攻略や迫り来るゾンビどもと再び戦わなきゃいけないが、霧の良いところで終了。60万以上の再生回数と人気っぷりは変わらず、たとえ再放送となってリトライしなきゃならない状況でも、視聴者はそれ「込み」で楽しんでいる。
この動画を見て自分も挑戦したいなという意欲に駆られた視聴者もいるかもしれない。そしてプレイしてわかるEIKOちゃんの躓き具合とここの難関はどうやって突破するんだろという期待感。
是非とも最後まで諦めることなく完走して欲しいです。本当に難しいゲームです今作は。
バイオハザード0王道列車編1で出てきた登場キャラ
EIKOちゃんのプレイを賑わしてくれる方々。森本レオさんの機関車トーマスのような紹介で出迎えたいところ。

ゾンB (ソンビ)
Tウィルスにより変貌を遂げた人間でバイオハザード初期の顔でもある。動きが鈍く、素通りしやすい変化前をBタイプ。顔が赤くなり凶暴性が増しより危険になったAタイプと狩野式に分類されている。固定カメラ時代のゾンビを倒すか倒さないかの選択技から始まり、闇雲に弾薬を消費することの是非を身をもって教えてくれる方なのだ。
「だって撃っていいって言ったじゃないすかー!!話が違うじゃないすかー!」

カミツクヤン (ケルベロス)
バイオ1から数ヶ月ぶりに会ったワンちゃん。ガラス破ってビビらされたり、細かいダメージを与えてきたりと散々辛酸を舐めさせられた相手だが、終わってしまえば懐かしい思い出。

アワビ (ヒル)
今回の目玉であり、狩野英孝を最も苦しめるであろう存在。まとわりつかれたら強力な噛みつきで肉をかじり取られ吸血し、挙句にはウィルスを体内に送り込んでしまう。プレイした人からは必ずというほど名前が上がるくらいトラウマも植え付けた存在だが・・・
なぜかアワビの食べ方について刺身派であることを言及。ホラーゲームでホラーのシーンで食べ物の食べ方の話をする不思議な人。

おこぼれさん (擬態マーカス)
うっかり首がこぼれちゃった人。EIKOちゃんだけじゃなく、プレイした人のほとんどが恐怖とイライラの対象になったバイオハザード0の功労者。
「うわ、すげぇ伸びる・・・ふざけっっ!」

サソリのカルパッチョ(スティンガー)
EIKOのプレイ時間を奪った憎きカルパッチョ。この経験からかメインタイトルに戻された時皮肉こめて「バイオハザード(センスが)ゼロ」などと呟くこと多くなる。突然くる恐怖とセーブの大事さを教えてくれる先生的な存在なのだ。
横道特急編の随一の立役者であり、このゲームの厳しさとバイオシリーズで最も大事な油断大敵を感じさせるスティンガーは今回の動画で最も評価されるBOW。
「っざけんじゃねぇぞ!!カルパッチョやろうが!!!」