さつてん

お嬢様は電子遊戯をかく語りき

ーB4ーカボチャの子供(エディ)が墓に入って幸せになろうと求婚してくるので全力で拒否するフロア【殺戮の天使】

さつてん

前回、「青い目」が欲しくて変質者を、なんと先ほどまで襲ってきた殺人鬼に救われるという数奇な運命。

「私を殺して欲しい」

外に無事出たら、自分を介錯するよう望む少女。その感情が伝わりにくく読めない表情に、気分を害した殺人鬼は嘔吐してしまう。全く、理解できないこの金髪の少女をただ今すぐ「ぶっ殺し」てもおそらく気分は晴れない。恐怖のどん底に陥った絶望した表情で始末したいという高揚感が得られない。

「・・・気持ち悪りぃ」

高身長だが、それを上回る大きな断罪用のサイス。少女を草刈りのように首を文字通り刈り取るなど容易い。が、それじゃダメだ。理屈だとか小難しいことなんか思いつかねぇ。なんとなくそれをやっちゃいけねぇ。イライラする感情を押さえつける。

2人の奇妙な関係のまま、エレベーターは上へと昇っていく。

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殺して欲しいと懇願するわけだが、課程をすっとばすとしたらB6で三回ほど彼にズタズタに切り裂かれているわけなのだが、アンダーテールならお前に三回も殺されたんだけど!って文句言ってる。

何はともあれ、彼女だけだとここからのフロアの支配者に太刀打ちできないだろう。利害が一致したとはいえ人を殺すことをためらわない男。油断はならない・・・とプレイヤーは思うわけだが、レイはどういうわけか信頼し始めている。やっぱり感覚が違う。

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薄暗いレンガで囲まれたフロア。西洋風と感じればいいのか、狼男や吸血鬼といった人外が出てきそうな雰囲気である。調べて欲しそうな、水中から泡がぽこぽこと出ている。

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周りは墓石だらけ、ここにきたものを埋めているのだろうか?蜘蛛の巣張ってるが、虫がわんさかいるのはやめてほしい。割と人間ズタズタより蜘蛛、ムカデなどが飛び込んでくる方がホラーもので確実にダメージ与えれるし、ホラー映画大好き、展開大好き!って豪語する人に虫投げつければ確実に、ビビらせられる(多分)

そういや、ここって何かのビル?施設だよなぁ。土で埋めるようなギミック用意してするって面倒なものを、ここのオーナーか組織は相当の金持ちなんだろうな、マイクロソフトの社長クラス?

壁には隙間があり、少し小さいがレイチェルなら入れる模様、怖いが探索してもらおう。

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・・・なんか、子供のような笑い声で、ストーカーみたいなセリフを吐かれる。僕だけが君を幸せにしてあげられるよという絶対な根拠のない自信。ご自分の資産に見合ったテイでしゃべってもらいたいものだ。

しかし、レイは普段通りに特に気にせずに前に進み、仕掛けを解くことにする。難解な問題が好きなのか理系なのか、彼女はじっくりと考えるタイプでブツブツと呟き出す。

一方その頃、ザックは独自に調査を続けていた。物理的に進められた結果、

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という、駄洒落まで生み出す余裕すら感じる破壊活動に転じていた。結果、奥に進むためのスイッチを発見する。

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先ほどからストーカー気質にレイを口説こうとするカボチャ頭のフロアのボス

エドワード・メイスン。ニックネームはエディ。

「メイスン」は石工・煉瓦(レンガ)職人などを意味し、エドワードは「富と幸福を持つ守護者」。

実は裕福な家庭な子で、墓石関連のお仕事していたとか、そんな感じかしら?その墓地を守る番人でもあるし、管理者でもあると名は体を表す。半袖なのに厚手のマフラーなのは、贈り物かしら?

オーバーオールにマフラーは仕事の邪魔だし、たとえ肌寒いなら半袖なわけないし誰かの贈り物を大事にしているとかそんな適当な予想。だとするとそれが「レイ」の可能性もあるし、レイに似た子かもしれない。

公式のHP貼り付けてる時点でネタバレはしてる、というか全クリしてるからこのブログ書いてるわけだから半分「カマトト」ぶった文章だが、なんでマフラーなんだろ?とはプレイ当時に思っていた。

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クリア後だが、割とここの迷路で三回ほど詰まってゲームオーバーしでかしている。明るい俯瞰でよく見たら迷路というほど迷路じゃなかった。

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墓石を蹴っ飛ばし(罰当たり)、ザオラル!とは唱えなかったものの散々嫌がらせ受けた身としては当然の報いなのだろう。なんでか大きな墓石の裏にスイッチがあり、エレベーターのドアが開きそのまま上の階へ上がる。

いくら墓に思い入れがあるからって、スイッチ入れるのはセンスが問われる気がするが、とりあえずそのまま先に進む。

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心境の変化が伺えるといえば、レイがザックに対して軽口言うようになったり、ぶっ殺す主義のザックも彼女の軽口に対して粗野だが「ツッコミ」入れたりと、チグハグながらよく回る歯車のようなカップリングだ。(ボケとツッコミがうまく噛み合う意味で)

序盤で殺されそうになったわけだが(プレイミスで三回やられてますが)、こういう進展は少年誌を読み耽っていたあの頃を思い出します。物騒な2人なのにどこか微笑ましいという漫画ならではのテイスト。こういうキャラの魅力というのは大事ですね。

結局、エドワード君が何者でどうしてこうなったのかというのは劇中に出てきていない。過去もバックボーンも語られない。プレイヤーによってはレイを墓に入れて一緒ににゃんにゃんしたいストーカーのようなイメージだ(私が)・・・にゃんにゃん、ふるい表現だ。だが直接書けない悔しさっっ。

カボチャで顔を隠しているのは、己の醜さを隠す、見られたくないわけだから包帯姿のザックとは違う。文字通り顔が映画の殺人鬼のような醜悪なのか、それとも過去を振り返りたくないから自分の顔を隠すようにしたのか。劇中のアーカイブはもっと欲しかったなぁ、インディーゲームってただでさえ、情報少ないわけだし。

さつてん

エンディングに一枚絵が挟まれるが、ゲームだとかなり広々としたエレベーターだが実際は自分らが見かけるサイズ程度なのだろう。

お風呂とかどうしてるんだろうね、彼ら。なんかゲームで感じ取れない部分が気になった。

B3へ続く

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