
感動とは、なんなのか。悲恋か、それとも生き別れかの物語か。

それもまた、答えの一つだ。
しかし、楽しさが高まったが故に人は、涙を流す事がある。

それがこれだ。スーパーマリオが銀幕で大暴れする。「マリオムービー」だ。
思い出補正で涙が出るが、軽快な動き、しかし濃厚な演出、使い所が完璧な音楽、吹き替えも英語版であろうともどっちでも面白い。

・・・いい意味で裏切られた。「SING」や「ミニオンズ」など代表作で有名なイルミネーション。おっと、イースターラビットのキャンディ工場を忘れないでくれたまえ。
ともかく、3DCG技術は文句のつけようがないクオリティで仕上がることは約束されている。

だからと言って、素晴らしい演出であろうと根本の話が面白いとは限らない。海外で先行されたが、その評価が自分の評価とマッチするとも限らない。だからこそ、たいした期待もなく映画館に足を運んだ。
後悔すべきだった。
もう少し、期待値を下げるべきだった。その分、興奮度は倍違っていたのにな。面白すぎた。
ああ、超とつくだけある。その実力に相応しい内容だったな。


うむ、映画の後に頂く珈琲は格別だ。斯様な、素晴らしき映画を見た後では砂糖や蜂蜜などの調味料を入れずとも、思い出だけで幻想に浸れる。
スーパーマリオはもはや語ることなど不要なほど、知名度も高く。ゲームをプレイした事がなくとも、その存在有名すぎるほどの、任天堂の看板キャラクターだ。説明など不要だろう。



1985年9月13日にファミリーコンピュータソフト「スーパーマリオブラザーズ」の主人公としてお茶の間に登場。
ミスタービデオゲームの名を冠するほど、ゲーム史上、最も知られているキャクターとして2011年にギネスに登録されている。

マリオという名前が登場したのは、1981年にて稼働していたアーケードゲーム「ドンキーコングJR.」でお披露目となった。名前の由来は、任天堂が拠点としてアメリカで借りていた倉庫の大家であるマリオ・セガールが由来とされている。
マリオとドンキーコングは出発点が同じ兄弟のようなもので、全く違うような世界観なのに共演しているのはそういったルーツがあるというわけだな。


けど、初代は恋人を助けるためにドンキーコングが敵だけど、次回作だとマリオが敵役になってるんだよね。
というか、マリオは恋人がいたのか。ピーチ姫を助けるから彼女の方がそうなるかと思ってたぞ。


これもまた、時代によって変わってしまったのだ。故に、マリオという男の情報は意外とわからないものだ。
その主人公周りの情報が、案外わかっていないというのが今作の映画を盛り上げて一つだと思っている。


そうだね、ピーチ姫を助けに行く配管工の男性くらいで、背景はそこそこにしかわかってないものね。
うむ、それを踏まえザ・スーパーマリオブラザーズムービーの見どころと、ここが悪いところをワタシ個人が記していこう。
