前回の続き。刃物を持った犬、パカップルな犬、でかい犬などと戯れ誰の命も奪うことなくスノーフルの町へやってきた。
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「UNDERTALE」のプレイ日記。「Nルート・Pルートを経て・・・前編」
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よくあるRPGなら村人が立っていて案内してくれる。こういう部分は「MOTHER2」っぽさが感じられる。崖や吊り橋など歩きずらそうな地域からの歓迎だが、他の街からの往来が多いんだろうか?

雑貨屋さんに入るとタッチの違うキャラクターのお出迎え、回復アイテムや武具が売っているがこの物語ではモンスターを殺めないという制約で進むため、武器はほぼいらない。しかし、売るコマンドを選んでも「そんなもの買い取るわけないだろ」と突き返される。なんでも買い取ってくれる方が可笑しい話だが、RPGで刃こぼれした剣とか汗臭そうなヨロイとか買い取ったらどのように処理するのだろう。
値段は落ちるが要らないものを、処分してくれるだけありがたいと他のRPGではお礼を言おう。

RPGの定番宿屋さん。初めの街などではこの値段でやっていけるのか?と思うくらい安く、遠くに行けば行くほど高くなる。ところが、このゲームはセーブポイントに触れば全快するため基本的に使わない。ドラクエのように毎度毎度泊まることが億劫な人が増えたということなんだろう。

イビキがうるさくて数分もたたずにチェックアウト。穴あきのソファーといい高級旅館とは言い難い壁の薄さなのかも。泊まる意味が「最大HPが一時的にちょっと増える」程度なのでネタ意外にあんまし意味が無い。…こういうイベントばかりが特徴なアンダーテール。

うさぎが小さなうさぎを連れて散歩し、それをウサギが眺めている図。「ムラムラ」する性的な発言と奥のウサギが発するが、ヒップがセクシーウサギに見惚れていると誰もが思うかもしれない。
が、後々にわかる。小さなウサギは弟で「弟にリードつけて散歩している」という妙な光景。なんだそりゃ?っていう奥のウサギが突っ込みたがっていた。なんてことないミスリードな話だが、何か意味があるのかも?とRPGの必要な情報と捉えても疲れるだけなので、だいたい適当に聞き流すのが良い。

先ほど対峙した犬型モンスター達の憩いのバー「グリルビー」スーパーマリオのパックンフラワーが「えげつなく」なった感じの生き物がいる。人間の排便行為が不思議でならないようだ。この世界はトイレ掃除の面倒さが無くていいかもしれない。

所々に潜む、この世界の窮屈さ、圧迫された住む人たちのさりげない独り言。日常を壊したいという思いと、平穏な毎日の享受とアンダーワールドの住民の言葉を聴く。必ずしも攻略の手掛かりになるようなことをいうわけではない、この世界に生きるものとして発している。海外のゲーム…だけじゃないが、こういう部分がより特徴的だ。

コオリッポ(?)を投げるオオカミ型のモンスター。

実はフル〇ンだったことが明かされる。毛でガードされているがいつ解放されるかわからない、丈夫な下着を穿いてくれることを願う。

携帯電話へ間違い電話が唐突にやってくる。ガラケー時代はかけ間違いはよくあったが、最近は通常の電話はほぼ無視のため、今は遭遇することがない。懐かしいネタではある。

人間とは違い、モンスターは死亡した場合チリとなる。人間のようにお墓で埋葬するわけでもなく、なんかのうえにまくという「雑」な説明。個人が偲んだ大事なものに振りまくと、宿り生き続けるといわれている。

生殺与奪、その心はプレイヤーなのか、投影し操作するこの「キャラ」の心なのか。定かではないが、OPにニンゲンとモンスターの争いがあった時に、「殺意を持ったニンゲンに、戦いを望まないモンスターが犠牲になった」。このことが記録に残り今も「としょんか」でひっそりと伝わっている。
つまり、普通に倒した時は「サツイ」など特になく、ただ火の粉を払っていたと好意的に見ればそう解釈できるわけと。

町を出てそのまま東側へ歩くと、パピルスが満を持して戦いを挑んでくる。彼はロイヤルガードになり、みんなからも尊敬を集められる人物になりたいという夢を叶えようと奮起している。彼を邪魔だと一蹴するのは簡単な話だが、果たして対話し平和的に解決できるのだろうか?

通常赤いハートが青くなる、体が地面にストンと落ちる。浮遊しながら避けることが出来なくなり、アクションゲームのようにジャンプしたりタイミングを測って避けなくてはならない。また、行動の話すだけでは解決もできない。中々に骨のあるボス戦だ。骨だけに(ドアップ)

いたってウルトラ普通の攻撃だが、油断しているとがっつり持っていかれるので、ウルトラかっこよくこちらもよける。

なんとな倒さずに突破し彼とともだちになる。家に招待されたり、電話交換したり、後に上司の家に案内されたりと言葉とは裏腹にとてもフレンドリーな骨男。この結果には兄のサンズもご機嫌なことだろう。むやみやたらに攻撃すればいいということではない。良いメッセージだ。

年齢を重ねれば重ねるほど、友人関係が薄くなる…こともある。無理して会う必要もないし会ってなんになるんだということもある。だが、たまには自分から連絡してテキトーに飯でも食えばいい。
今はどうだかしらないが、学生の時はたしかに必要だった友達だから。
次回へ続く。
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