忙しない冬。
世間では悪いニュースが蔓延っていますが、Youtubeはそれに負けないように「笑顔」を届けようと頑張っています。
我らが江頭2:50もその一人。今回はサンタの格好をして「とある」人物へプレゼントを届けに行くというアットホームな企画。
「急げ!急げ!こどもたちがプレゼントを待っているぞ!」
エガサンタは今年も世界中を駆け回って大忙し。
「よし、つぎは・・・ふじまるの家だ!」
だけど、エガサンタはちょっとおっちょこちょい
いったい、どうなることやら・・・
以前、パパになるの回で一緒に遊んだブリーフ団Dのご子息の「ふじまる」君。
パパというより親戚の優しいおじさんみたいな感じで、普段の姿からかけ離れた「ほんわか」動画に、いろいろな視聴さんは魅了された。
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エガちゃんとふじまるくん、【はじめてのパパ】
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エガサンタの回の見所と感想

おっちょこちょいのサンタクロース

窓の開け方を間違え、土足で侵入し頭を淵に打つける江頭サンタ。
他のマンションから見たらものすごく不審者だ。
「サンタさんいるかな?」
寝ぼけ眼にDに問いかけるふじまるくん。パパに来てるか見ておいでと言われてリビングへ行く。
そこには胡座かいてるサンタがいた。土足に胡座と企画じゃなきゃ怖い光景だ。
「シーッ!」と静かにしてとサインを送る。それに少しビビるパズーの後頭部。
「サンタさんいたの?」
そうだよと返事すると、ありがとと感謝を述べる。嬉しいとかじゃなくて、ありがとうって返答がまた素直でいい。
「サンタさんは大人に見つかっちゃうとダメなんだよ?」
パパやママにも秘密にしてねと、ゆびきりげんまんをする。
補足→指切りげんまん
ちなみに、げんまんとはゲンコツで1万回ぶん殴ることらしく、さらにハリを千本飲ますと拷問レベルの処罰で、もちろん本当にやるわけはないが、子供に言う内容じゃない。でも、我々それを違和感なく使っている。
遊女が客に愛情の不変を誓う証として、小指を切断していたことが由来とされているが、何故それを子供に対して用いたのかは謎だ。ともかく、約束は守ろう!
サンタさんは今日何軒も子供達にプレゼントを渡してきたから、喉がカラカラなの
と、パパやママにバレないように飲み物をくださいとお願いする胡座かいたサンタさん。
ふじまるくんも「はい」と、キッチンへ向かいコップを持ってくる。
てっきり、冷蔵庫やキッチンに置いてある飲み物を使うのかと思ったら、壁側にあるウォーターサーバーから持ってきたのだ。
3歳ってもうこういうことが出来るんだなぁ、自分の3歳の時なんて全然やれてない気がする。
今の子はやっぱ賢い。親の真似とはいえ、物を覚えることがものすごくはやい。Youtubeでゲームの内容とかしっかり覚えてたりするし、侮れない。
ふじまるも一緒に飲もう
もう一度、コップに水を入れて持ってきてと頼むと、二つ返事で持ってきてくれる。
途中、乗っている台から落ちそうになるのを見てヒヤッとしてしまうのは、親心だろうか?
お尻がぶつからなければ大丈夫!
と、アピールするふじまるくん。自分らの世代がそうなのかわからないが、結構頭を打つける機会を目にするため、ウォーターサーバーにゴンっとぶつけやしないかと、ちょっと心配になる。
また、喉がカラカラだったら持ってくるからね
気の利いた優しい言葉をかけてくれる。こういう言葉を素直に言える大人どれだけいるんだろうな。
サンタさんは何をする人?

みんなにね、プレゼントあげる人
サンタなんて信じないよって、否定的な子供も多いだろうしこれだけ素直に信じているとサンタのやりがいもあるというもの。
いろんな子供達の家にも行かないといけないから、ふじまる君のプレゼントを探さないといけない。
そんな時、奥からパパの声が聞こえる。
エガサンタは大人に見られちゃいけない・・・
慌てて、何故かふじまるくんが隠れようとするナイスボケ。
パパに言っちゃダメだからね!サンタさんきてるって
指切りしてサンタさんと約束をした。エガサンタのことを内緒にできるかな?
しかし画面上では、言葉通りの「頭隠してシリ隠さず」状態だった。
Dが心配になってくるやいなや、
だめだめだめ!まだサンタさん隠れる。
ピュアオーラ全開だった。
サンタさんがプレゼントあげるの。
サンタさんきてるの
サンタさんいるの
袋に隠れて顔が見えないエガサンタ、表情はおそらくニヤついていたのだろうと察する。
サンタさん、もうだいじょうぶだよ。
なんとか、パパをリビングに入るのをストップしたふじまるくん。ひたすら可愛い光景だ。
言わないでって言ったじゃないとサンタさんに対して、「うん」とここでも嘘を言わない誠実さ。
そんなやりとりの中、サンタさんはお腹をすかして倒れちゃいそうだ。
わかったと、また二つ返事でキッチンへ向かい、
ブタメン持ってくる!
と言って持ってきたのは、アンパンマンのグミだった。
サンタさんがアンパンマングミ好きなの知ってた?
エガちゃんの優しさ全開がここにあった。ここでベビースターラーメンとかポテトチップスを持ってきても、なんで好物知ってるの?って合わせてあげる器用さ。
しかし、好物だけど袋がなかなか開けられない不器用さを兼ね揃えていた。
正座して、「開けてあげるよ」と代わり開けてあげるやさしさ。
プレゼントちょ〜だい♪
どんどん待ちきれなくなる中、再びパパから声がかかる。
今度こそサンタさんがきていることをナイショにできるのかな?

ダメダメダメ、no!no!no!
急に英語混じりで侵入を阻む、ふじまるくん。入ってきちゃダメと、頑なに約束を守るが、
サンタさんは・・・いないの!
プルプル震えているエガサンタ。約束は守ってはいるが、むず痒う光景だ。
きていることを言っていないので、約束を守ったエガサンタはふじまるくんに感謝しつつ、
お腹パンパンになってう○こしたくなっちゃった。
江頭2:50は通常運転であった。
3歳児にトイレに連れて行ってもらう50代の図が、微笑ましいのか哀愁漂うのか複雑な感情渦巻いていた。
サンタのコスして他人の家でう○こする(フリだとしても)を平気でやるのは、この人くらいじゃないか?
ふじまる、ここでう●こするから、ドアの外で待ってて
しかし、ふじまるくんはさびしいからドア開けたままするよう提案する、でも、う○この匂いがすごいじゃんと、白い壁の清楚な家で小汚い話を展開させるエガサンタ。
寝室で静かに聞いているDもニヤニヤしているだろう。たぶん。
誰が来てもここにいるって言っちゃダメだよ!
またしても、ミッションが下されるふじまるくん。
パパがトイレに行きたいと言っても、がまん!がまん!してと約束を守ろうとしている。健気。
とりあえず、パパがリビングに移動していい?と聞くと、
サンタさんとまる君の部屋だからね
と、ピュアオーラ全開だった。
トイレの水を流し、ほんとうにしてたかどうかはアレとして中から出てくるエガサンタに、誰も来てないよと小さな嘘をついてしまうふじまるくん。
サンタさんとの約束を、しっかりと守った彼にプレゼントを渡す時が来たのだ。
一体何が入っているのか?
パウパトロールの凧!
大きな袋から飛び出したのは、お正月にあげる凧。絵柄にはパウパトロールと筆者が知らない作品が出てきたので、ちょっと調べる。
補足→パウパトについて
パウパトロールとは、アメリカのケーブルテレビ「ニコロデオン」で放送されている幼児向けのテレビアニメ。
160カ国以上で放送され、玩具だけじゃなくテレビゲームや映画と多岐にわたって展開しており、8年以上も制作しつづけられるほど、子供達の人気の高さが客観的にも伺え視聴率1位を記録している。
日本ではテレビ東京にて放映されおり、縮めて「パウパト」と愛称で親しまれている。
潘めぐみ、石上静香、小市眞琴、井澤詩織、松田颯水、小堀幸、矢作紗友理など実力のある有名な声優を起用しており、内容も子供向けな話だが、大人にも刺さるエピソードがたくさんあり親子で楽しめる作品だ。
ふじまるてきにうれしい?うれしくない?
プレゼントもらったふじまるくんは、やったーとかわかりやすい反応ではなく、嬉しいことは嬉しいのだが、本当は別なものが欲しかったとDの当てが外れてしまった。
ちなみに欲しかったのは、また筆者が知らない「プッシュポップ」というおもちゃだ。
補足→プッシュポップ
感覚的にはダンボールなどに使うクッションの「プチプチ」のようなもので、押す感触や音の快感を楽しむ物。
ただ凸凹した部分を押すだけじゃなく、色合わせや引き算など応用もできるのでちょっとした脳トレにも活用できる。子供のみならず大人でもストレス発散などにも使用できるので意外と幅広い層に支持されている。
スマホやタブレットに集中しがちな子供の歯止めにも期待できるので、ご家庭に一個くらいは置いてもいいかもしれません。
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サンタさんと一緒にいて楽しい
なんとサンタさんは、保険としてもう一つプレゼント用意していたのだ。
車のラジコンを見せて喜ぶふじまるくん。
箱いらないだろと破壊してしまう不器用エガサンタ。人によってはそこ重要な部分だが、遊び楽しめればいいのだ。
エガサンタはそろそろ次ののおうちに行かなくちゃ・・・
別れの時がやってきたのだ。
サンタさん、また来年いい子にしてたら来るからね
と、熱い抱擁交わす二人。
サンタさん、バイトの時間だ
と、まさかの袋を置いてったままどこかに去るエガサンタ。
サンタさん、バキュームの時間だって帰ったんだ
帰ったことをパパに報告するふじまるくん。バイトって単語が理解できなくてバキューム=「真空するおじさん」と言われるエガサンタ。
こうして、素敵なサプライズ企画は幕を閉じたのだった。
エンディング

暗いニュースが続くと、それを打ち消すようにエガちゃんが馬鹿馬鹿しい動画をあげる。それはコンプライアンスなどしったことではないと豪語するように、ただお笑い芸人としてひたすら楽しませるブレない姿勢。
普段はそういったバカバカしい内容なのに、地上波テレビでは絶対に見せない、江頭さんの優しさを全面に出す企画を考え出す藤野Dの手腕はさすがだと言いたい。
ラストのパウパトの凧揚げで一緒に遊ぶ姿。エガちゃんと走って抱きつこうとするほど慕っているのは、決して演技などではなく純粋に好いている。
あと、個人的に思ったことだが、エガちゃん人を褒めるとき大きな声で大きなリアクションで応えている。
ここが一番重要で、子供でも大人でも褒められる、評価されるのは誰でも嬉しい反応だ。でも、意外とそれを他者にしない。まるで出来て当たり前で、いちいち褒めることじゃないと反応が無い場合もある。
サンタさんの格好した時に、お礼をいったりよくやった!と褒めたりしている。年長者としてしっかりと進むべき道を照らしてあげているのだ。
是非とも、来年もエガちゃんサンタを披露してほしい。
今度は視聴者さんの「お子さん」と一緒になど、広がってほしいなと思い締めます。
こんな感じで、ただ無邪気に大人も子供も遊んで過ごせればいいだけなんですよね。