生き物は暗闇を怖がる。何も見えない黒い世界は、閉塞で息苦しい
だが、そんな「黒」も時としては、神秘的な癒しとなる。
黒の世界で作られた「コーヒー」は、人々の目覚めと安らぎを提供、または共有する。
ワタシもその名の通り、一杯のコーヒーに身を預け、そして深淵のそこに眠るを力を見出した。
コーヒーは魔が宿っている。適度な摂取は、必ずや力となるだろう。
待ちに待ったコーヒートーク2
そんな、コーヒーの魔力に魅入ってしまったワタシは、主人や同胞にこのような電子遊戯を授けられた。
インドネシアより伝わる「自主制作電子遊戯」だ。
オルタナティブ・シアトルという街にて、珈琲店を営む主人公と、そこに来店する客人との交流をする温かな物語だ。
聞いた話だと、コーヒーだけじゃなく「緑茶」や「紅茶」も出てくるのだろ?
その通り、既存の飲み物もあれば、この作品風「編曲」した独特な飲み物も登場する。
この作品は2作目であってな、「ブルーピー」と「ハイビスカスティー」と言う飲み物も増えており、遊戯性が高まったのだ。
(画像はイメージ)
このゲーム。雰囲気がいいよねぇ、あたし、酸味があるコーヒーとか苦手だけど、ラテとか甘いコーヒーとか出てくるとすごく飲みたくなるもん。
牛乳とコーヒーの融合、そして出来上がったコーヒーの上に魔法陣を描く。この遊び心もまた、コーヒーの魅力だ。
甘い「こーひー」は邪道だ!って拗ねるかと思ってたぞ。
否、コーヒーは「目覚め」であり、促進である。人々の明日への活力となるのなら、形に問題はない。
だが、強いて言うならば高級品であることには抵抗がある。誰でも気軽に飲めることこそが、コーヒー、いや「お茶」だ。高ければ良いでは道理と言えん。
そのような位を見せつけたいのであれば、酒などを嗜めば良い。ワタシは、深淵に引き摺り込むような飲み物は好みになれんがな。
それでどうだったの?このゲーム、面白かった?
フラッピー殿が言うように、雰囲気がとても良い。珈琲店の店主として、さまざまな来客と語るひと時。
大袈裟に騒ぐわけでもなく、静かに他者の言葉を耳に入れ、助言する。そして、一杯の珈琲で物語の結末が変えられる。
たかが、一杯のコーヒーされど、たかが一杯の出来事が運命が変わる。
不思議な体験だよね。
このゲイムは、茶と出すだけなのかえ?
そだよ、来たお客さんが飲みたいって飲み物を出すだけのシンプルなゲーム。
でも、間違うと少し悲しいエンドになっちゃうから、実績欲しいって以外はなるべく要望に応えたいね。
うーむ、確かに緑茶が飲みたいのに、その「はいびすかすてぃー」を出されたら難聴かと心配になるぞ。
あ、でも緑茶が飲みたいのか、紅茶が飲みたいのか、あやふやな時あるよね。「蜂蜜」とレモンが入ったお茶としか言わない人もいるから、そこは少し悩ましいとこあるかも?
この珈琲店主に向けた挑戦状。ワタシはむしろこの迷えるものに対して、どのような審判を下すのが適切か。それを考えることこそが珈琲道の嗜みと捉えた。
名もなき飲み物を発見する愉悦。ワタシも客人も心の安寧が約束されるだろう。
発見かぁ。コーヒーに砂糖やミルクを入れるならわかるけど、生姜を入れてみようって考えないものね。発見した人すごいよ。
ほぉ、「じんじゃー」と言うやつだな。甘いものと辛いものが融合すると言うのはよく聞く話だ。
海外行ったら、お茶巡りってやってみたいよねぇ。大きな店だけじゃなく、個人でやってるお店とかね
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