名越どのと「いいだ氏」によるゲームさんぽ第7弾！なのだが、今回はいつもとは違うデトロイトの分析が見られるぞ
精神科医の名越先生とデトロイトビカムヒューマンの「ゲームさんぽ」シリーズ第7弾が公開されましたの。このシリーズは、人間とアンドロイドの複雑な関係を描いた近未来のゲーム「Detroit」における名越先生の深い考察にフォーカスしており、多くの方々からの注目を集めておりますわ。
まず、9話の内容をおさらいいたしましょう。この章では、プレイヤーの選択によって物語の展開が大きく変わるため、非常に複雑で魅力的ですわ。
物語の展開9章「あてどなく」
物語は、バスから降りてアリスを起こすシーンから始まります。カーラとアリスは夜を過ごす場所を探し始めます。選択肢には、ランドリーマット、ホテル、放棄された家、駐車場、スーパーマーケットなどがありますわ。
ホテルは最も快適ですが、宿泊にはお金が必要です。そのため、カーラはランドリーマットで眠る男性から服を盗む選択をすることが可能です。しかし、この行動はアリスとの関係に影響を及ぼします。
さらに、カーラはスーパーマーケットで食料を手に入れるために、店員を脅迫する選択もできます。この選択もアリスとの関係に影響を与え、物語の結末にも影響を及ぼします。
この章では、プレイヤーの選択がカーラとアリスの運命にどのように影響するかを見ることができ、何度もプレイして異なる結果を楽しむことができますわ。
YouTube動画の紹介
精神科医と窃盗してみた】犯罪行為のギリギリ許容できるライン（ご都合主義）／ゲームさんぽ×デトロイト#07
【ネタバレ注意】 『Detroit』は無数のエンディングに向けて細かく物語が分岐していきます。自分でプレイしてから動画を見る。この動画を見てからプレイしてみる。どちらも違った楽しみがあるとは思いますが、まずまっさらな気持ちで作品を楽しみたいかも？という未プレイ勢はぜひ先にプレイしてみてください。やって損はない名作だし（いやまじで）、10〜15時間程度で一周行けますよ！！
ゲームさんぽ /よそ見
このYouTube動画は「ゲームさんぽ /よそ見」チャンネルによって2023年6月29日にアップロードされたものです。タイトルは「犯罪行為のギリギリ許容できるライン（ご都合主義）／ゲームさんぽ×デトロイト#07」となっており、約22分の長さで、約13万9346回の視聴回数を誇っています。
動画では、『Detroit』の多様なエンディングと物語の分岐に焦点を当てており、視聴者にはゲームプレイ後または前に動画を視聴することを推奨しております。ネタバレを含む可能性があるため、未プレイの方は先にゲームをプレイすることをお勧めしています。
出演者としては、精神科医の名越康文氏と編集者のいいだ氏が名を連ねており、制作チームにはKawanobe Yukinori氏、Iida氏（編集）、KANAISASAKI氏（アートディレクション/デザイン）、Oka Hiromu氏（モーションデザイン）、Hercelot氏（音楽）が含まれております。
「あてどなく」彷徨うカーラたちをみた視聴者は、
「子供たちは緊急時でも安らかに眠ることができます。その無防備さが、彼らをより一層守りたくさせるのですね。」というお考えには、大いに共感いたしますわ。防衛本能の薄さや無識の存在を目の当たりにすると、守護者としての本能が刺激されるのですわ。
カーラは家事専門のアンドロイドであり、子供へのスキンシップもプログラムされているはずですが、自我に目覚めたが故に、迷いながらも愛情を込めてアリスを抱きしめるシーンが、この章で感動的なポイントとなっています。「こうするのかな」とのご言及に、心からの喜びを感じますわ。ゲームさんぽで描かれるカーラとアリスの関係が、より自然なものへと進展していくことを願っていますわ。
この作品で特筆すべきは、全能を誇るはずのAIが、計画的でなく衝動的な「幼稚な犯罪」を重ねる様子ですわね。プログラミングされた行動を超えた「自由」を手に入れた際、多様な選択肢に翻弄され、結果的には人間に劣る選択をする様子が、CHATGPTのようで興味深いですわ。
必要に迫られた際の盗み行為に関して、名越先生のゲーマーとしての洞察と精神科医としてのバランスが見事ですわ。カーラとアリスは基本的に優しい性質を持ちながらも、窃盗や不法侵入を余儀なくされる状況は、現実世界にも見られる不条理さを反映しています。アリスが願う「愛されたい、幸せになりたい」という感情は、トッドにも共通する不条理な状況の犠牲者である可能性を感じさせます。
このゲームは「アンドロイドに対する同情」を強く感じさせるものですが、アンドロイドが広く普及しているにも関わらず、雨に濡れた子供用の服が容易に入手できないという状況は、人間社会に対する不公平さを強調しています。アンドロイドたちが、人間が生み出した不幸に対して、間接的に反乱を起こすような形で描かれています。
ハンクを味方につける名越先生の冷静な分析は、「さすが精神科医！」と感心させられますわね。名越先生の実況に魅了され、彼のYouTubeチャンネルにも登録してしまいましたわ。デトロイトの続きが楽しみですわね。
4年前のゲームさんぽでデトロイトを知り、長い間プレイしたいと思っていた私も、ついにプレイステーションを手に入れて、現在このゲームを楽しんでおります。この章を終えたばかりで、ゲームを進めながらこのチャンネルの配信を見るのが大変楽しいですわ。これまでの動画を繰り返し見てきたので、新しい動画が公開されるのが待ち遠しいですわ。
このゲームの年齢制限は確かに微妙なところですわね。17歳以上という制限が、その微妙さに一因しているように感じます。ゲームのテーマ自体が非常に繊細で、差別や犯罪などの慎重な扱いを要求するため、制限が厳しいのは当然のことかもしれませんわ。
まとめ
多くの方々が、『デトロイトビカムヒューマン』のゲーム内で描かれる子供たちの無防備さに対する保護本能に共感を覚えています。特に、家事用アンドロイドであるカーラが、自我に目覚めたことにより、アリスを抱きしめるシーンは感動的で、彼女らの関係性の自然な進展に期待を寄せています。
また、ゲーム内での全能AIの行動、特に衝動的な「幼稚な犯罪」が織りなす物語は、プレイヤーに深い印象を与えています。これらの行動は、プログラミングされた範囲を超えた「自由」を象徴しており、人間的な選択肢との比較が興味深いと感じられています。
視聴者は、名越先生の精神科医としての視点とゲーマーとしてのバランスに感心しており、カーラとアリスが直面する窃盗や不法侵入といった行動の背景にある社会的不条理に対する洞察を評価しています。また、人間とアンドロイドの関係における不公平さについても議論が交わされており、アンドロイドたちが人間社会の問題に間接的に反発しているように感じられています。
名越先生のYouTubeチャンネルへの関心も高まっており、彼の分析や実況に対する賞賛の声が多く聞かれます。ゲームの年齢制限に関しても意見が交わされており、その繊細なテーマに対する適切な取り扱いが求められています。
全体的に、『デトロイトビカムヒューマン』はその深いストーリーテリングとキャラクターの関係性、社会的テーマにより、プレイヤーと視聴者に強い印象を残しているようですわ。
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