こんにちは、皆さん！クリスマスが近づいていますね。
この時期になると、サンタクロースの話を耳にすることが多くなります。サンタクロースといえば、プレゼントを届ける愛らしいトナカイたちを思い浮かべる方も多いでしょう。今日は、そんなトナカイに焦点を当てて、その魅力とサンタとの特別な関係についてお話ししましょう。
サンタとトナカイ：深い絆の起源
サンタクロースとトナカイの関係は、北欧のサーミ人という遊牧民族から始まります。サーミ人は「魔法」を使うと言われ、彼らが連れていたトナカイがこの伝説の元になりました。サンタクロースがトナカイの引くソリに乗るようになったのは、このイメージがぴったり合っていたからです。
トナカイの名前とルドルフの登場
サンタクロースのソリを引くトナカイは、もともと名前がありませんでした。しかし、1823年の詩「A Visit from St. Nicholas」により、サンタが連れているトナカイは8頭とされました。その後、1939年にはクリスマスソング「赤鼻のトナカイ」でルドルフが9頭目のトナカイとして加わりました。ルドルフは若くて先頭を走るトナカイです。
トナカイの性別について
面白い事実ですが、トナカイのオスは春に角が生えて秋から冬にかけて抜け落ちます。一方、メスは春から夏に角が抜け、冬に角が生えます。これにより、サンタのソリを引くトナカイはメスである可能性が高いです。
このように、サンタクロースとトナカイの関係は北欧の文化やトナカイの生態に根ざしています。トナカイたちはサンタクロースの重要なパートナーであり、ソリを引くという大切な役割を担っています。
クリスマスにはなぜトナカイ？赤鼻のトナカイのひみつと公認サンタもご紹介 - cocoiro（ココイロ）
さて、次はアメリカで人気のサンタをテーマにした絵本をご紹介します！親子で一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
親子で楽しむクリスマスの物語：『まほうのよるに』
では、皆様。クリスマスにちなんだ素敵な絵本のご紹介をします。アメリカで人気のサンタをテーマにした絵本、「まほうのよるに」についてお話ししましょう。
『まほうのよるに』：トナカイの物語
まほうのよるに 単行本 – 2023/10/20
マット・タバレス (著), 前沢 明枝 (翻訳)
トナカイとサンタの始まりを、美しいイマジネーションで紡いだ作品。
https://amzn.to/47DgeWB
●毎年サンタのそりをひくトナカイたち。そのうちの1頭、“ダッシャー”が主人公の物語。
美しいイマジネーションとドラマチックな絵で紡ぐ、トナカイとサンタの始まりのおはなし。
●全世界35万部！ NYタイムズベストセラーに選ばれ続けているクリスマス絵本。
イギリス、イタリア、クロアチアなどで翻訳出版され、世界中の子どもたちに愛されています。
●自分の気持ちに正直に生きる勇気が、きらりと輝く物語。
子どもたちへはもちろん、大切な人や自分への贈り物にもおすすめです。
●クリスマスシーズンが纏う不思議なよるのムードを、
深く鮮やかに描かれたドラマチックな絵で、ぜひたっぷりとご堪能ください。
〈あらすじ〉
「いつかここを出て、ママとパパの生まれた北極にいけますように」
トナカイのダッシャーがいつものように北極星にねがいをかけたよる、
白い馬のひく大きなそりとサンタがあらわれて……
この魅力的な絵本は、アメリカの著名な絵本作家マット・タバレスによって描かれ、日本では前沢明枝さんによって翻訳されました。物語の中心にいるのは、サンタのソリを引くトナカイたちの中の1頭、「ダッシャー」という名のトナカイです。
美しいイマジネーションとドラマチックな絵
「まほうのよるに」では、トナカイとサンタの始まりの物語が、壮大なイマジネーションとドラマチックな絵で描かれています。クリスマスの神秘的な夜の雰囲気が、深みのある色彩と情感豊かな描写で表現されています。これは、親子で一緒に読むのに最適な物語です。
世界中で愛されるベストセラー
「まほうのよるに」は、NYタイムズやUSA Todayなどでベストセラーに選ばれ、世界中で35万部以上を売り上げるなど、多くの子どもたちに愛されています。この絵本は全40ページで、出版社は世界文化社です。2023年10月20日に発売され、新品の価格は1,980円（税込）となっています。
このクリスマスシーズンには、「まほうのよるに」を手に取って、サンタとトナカイたちの素晴らしい物語を親子で楽しんでみてはいかがでしょうか。きっと、暖かいクリスマスの夜に、素敵な読書体験をもたらしてくれるでしょう。
マット・タバレス：アメリカの絵本界の星
では今度は、先ほどご紹介した「まほうのよるに」の著者、マット・タバレスさんについてもう少し詳しくお話ししましょう。彼はアメリカで非常に人気のある絵本作家で、幅広い年齢層の読者に愛されています。彼の作品は、美しいイラストと共に物語を伝えることで知られているんですよ。
成功の始まり：『Zachary’s Ball』
マット・タバレスさんの絵本作家としてのキャリアは、彼の初めての絵本『Zachary’s Ball』での成功から始まりました。この作品はマサチューセッツ州のブックアワードを受賞し、Yankee Magazineによって「40 Classic New England Children’s Books」の一つに選ばれたんです。これは、彼の才能の認知の始まりでした。
多彩な作品群
その後も、マット・タバレスさんは20冊以上の絵本を出版し、その中には彼自身がテキストを書いたものも含まれています。彼の作品は、親の選択ゴールドアワードを3回も受賞しており、そのクオリティの高さが伺えます。
芸術としての評価
彼のアートワークは、アメリカンイラストレーション博物館やブランディワインリバーミュージアム、マッツァ絵本アート博物館などで展示されており、美術の分野でも高く評価されています。また、スミソニアンアメリカンアートミュージアムやエリック・カールミュージアムでのプレゼンテーション、ホワイトハウスのイースターエッグロールでの活動など、彼の影響力は広範囲に及んでいます。
全国での活動
マット・タバレスさんは、全国の学校、図書館、会議、書店での話し、描きの活動を通じて、子どもたちとの交流を大切にしています。フェンウェイパークでのサイン会など、彼のファンと直接触れ合う機会も多いんですよ。
以上の活動から、マット・タバレスさんがアメリカで非常に人気のある絵本作家であり、その作品が広く愛されていることがわかります。彼の描く絵本は、親子で一緒に楽しむ素晴らしい機会を提供してくれるでしょう。
いかがでしょうか？もうすぐクリスマスに備えてこちらの一冊で静かな夜を過ごされてはいかがでしょうか？
