ゲームさんぽ(よそ見)と精神科医の名越先生のゲーム実況第三弾が投稿されたね。
ふむ、今回はマーカス編で彼の主人である芸術家「カール」との生活が主軸となる。
そだね、流れとしては大成したアーティストだけど、どこか虚しさを感じさせるカールと懸命に支援するマーカス。そして、最後には息子のレオが現れてお金を無心するってところまでだね。
ふむ、精神科医というか、名越殿の観察眼にはいつも驚かされるばかりだ。
カーテンを自分で開けたくないって言うのは、「もう日が明けないでほしい」と言う暗喩と見立てるなんて初回プレイの時は何にも考えなかったよ。
うむ、全てマーカス殿がやってくれると信頼していると呼んでいたが、物語を俯瞰してみるとそう言う捉え方があるとは勉強になる。
あたし、早く先のお話が知りたいからね。お部屋をくまなく見ようって考えがなかったよ。
牛の剥製があったが、自信を象徴する意味合いもあったとは考えなかった。単に縁起物としかとらえなかったな。
そういえば、話に出てきたピカソってヤンチャって説明があったけど、そうなの?
それは知らなんだ。ライアー殿に聞いてみよう。
はいはい、ピカソ。
正式名称は、パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ファン・ネポムセーノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピン・クリスピアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソといいます。
「ゲルニカ」や「泣く女」、アヴィニョンの娘たちなど代表作がありますね。
天才的な画家として美術の教科書には、彼の作品が掲載されているのを見たことはあると思います。
子供が居ながらもそのご自身の特殊な癖が原因で妻と子供に出ていかれたり、後追いでこの世を去ったりなどともかく女性関係では問題ある方のようです。
なんか、亡くなられた後にこうして問題提訴する動きって最近でもあるよね。
時代が時代ですからね。どちらにしろ、そういった被害者は生まれているわけですからね。功績を成し遂げたとはいえ、善人だったと言えるかはわかりませんしね。
話は戻して、このカール殿も昔は若さに任せて色々な黒歴史を背負っていたのかもしれんな。
クリエイターさんって、どこか突き抜けてる人が多いけど・・・うーん、心は不安定で寂しがり屋さんなのかな?
ふふふ、オブラートに言いますね。でも、今は素晴らしい作品を作ったからといって人格が乱れていたらどうなるか・・・お察しじゃないですか?
うぅ、好きな音楽とか作った人がなんか間違い犯したって聞くと切り替えるのに大変だよ。
まぁ、その時はその時、今は今で切り分けるのが正解と私は思う。
きっと、カール殿も何かしらの失敗を経てマーカス殿と向き合っているわけだからな。
選択によるものだが、彼が最後まで武装を拒否したのはカール殿の教えあってこそだと思うぞ。
カールさんとチェスした時の言葉、いい言葉ですね、「憐れみより恥をかく方がマシだ」って
どちらが多いのでしょうね、恥をかくくらいなら勝負なんてしないって考えと比べて。
然り、人はそれを黒歴史と隠そうとする。みっともないと思われたくないからな。
否、黒歴史とは向き合うものだ。深淵深くに隠しておくものじゃないし、墓場に持っていくものでもない。
AIに勝てるわけがないんだけど、わざと負けられる方が悔しいものね。
物語としては全然進んでなくて、ここからマーカスが大変なことなるわけなんだけど、それでもすごく密度の高い動画だったよ。
うむ、この動画の視聴者は分析もさることながら、名越先生がどういう道筋を辿っていくのか非常に興味深い。
あんまし、体癖ってよくわかってないけど。
それでも、次が楽しみだよ。
体癖は当てずっぽうでやるものではないからな。
しっかりとした勉強をしてからではやってはいけない。
ともかく、次も楽しみに待っているとしよう。では良きコーヒータイムでまた会おう。