話題のインディーゲーム都市伝説解体センターを調査せよ

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coromo

その言葉は本当なの、それとも・・・?

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都市伝説とは…

都市伝説のイメージイラスト

都市伝説とは、根拠が曖昧でありながらも、人々の間で語り継がれる現代の口承伝承の一種ですわ。これらの話は、確証が乏しいままに広まり、時には奇妙で不可思議な内容が含まれていることもございますの。その多くは、一般の人々の間で興味深い逸話として共有され、まるで事実のように扱われることが特徴ですわ。

都市伝説の多くは、「知人の知人」や「誰かが体験したらしい話」といった曖昧な情報を基にしており、実際には確証がないにもかかわらず、まことしやかに語られるのですわ。その魅力的なストーリー性や、人々の好奇心をくすぐる要素から、しばしばメディアの題材として取り上げられ、さらに多くの人々に広まっていきますの。

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さらに、インターネットの普及は都市伝説の拡散を加速させましたわ。SNSや掲示板、動画配信プラットフォームを通じて、短時間のうちに情報が世界中へと伝播し、まるで真実であるかのように人々の間で信じられることも少なくありませんの。その結果、新たな都市伝説が次々と生まれる一方で、古くからあるものも現代的な解釈を加えられ、再び脚光を浴びることがございますわ。

このように、都市伝説は単なる噂話にとどまらず、社会や文化に影響を与える重要な存在となっておりますのね。時には人々の行動や心理に影響を及ぼし、深い関心を呼び起こすこともございます。だからこそ、都市伝説が持つ謎めいた魅力に、私たちはつい心を惹かれてしまうのかもしれませんわね。


ベリー
ベリー
ようこそ、みなさま。ここよりインディーゲーム都市伝説解体センターに個人的な情報です


レディ
レディ
なかなかにイカれたゲームだったぜ、割とネタバレな感想を奥に掲載してやがるから、新鮮さ失いたくねぇなら考えるこったな

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都市伝説解体センターについて

解体センターの画像

2025年2月13日、新たなインディーゲームが世に送り出されましたわ。その名も『都市伝説解体センター』。本作は、集英社ゲームズと墓場文庫が共同開発したミステリーアドベンチャーゲームでございますの。プレイヤーは、数々の都市伝説に秘められた謎を解き明かしながら物語を進めていくのが特徴ですわ。

レトロなドット絵が紡ぐ幻想的な世界観

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本作の際立った魅力のひとつが、そのビジュアルスタイルでございますわ。クラシックなドット絵の表現を用いながらも、現代的なセンスを感じさせる色彩とデザインが施されており、唯一無二の雰囲気を作り出していますの。

ミステリーの名手・墓場文庫が手がける巧妙なストーリー

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ゲームの開発を手掛けたのは、ミステリーやサスペンス作品を専門とするクリエイターチーム「墓場文庫」。彼らは、ストーリーテリングとキャラクター構築において独自の手法を持っており、プレイヤーの心を惹きつける緻密なプロット作りに定評がございますの。

墓場文庫は、日本のインディーゲームシーンにおいて特異な存在であり、ドット絵を用いたミステリーアドベンチャーの制作で広く知られておりますの。彼らの代表作としては、『和階堂真の事件簿』シリーズが挙げられますわ。この作品は、短時間で遊べる推理ゲームとして人気を博し、続編が次々とリリースされておりますのよ。

チームの編成は、シナリオライター、プログラマー、グラフィックアーティスト、サウンドデザイナーなど、それぞれの専門家が集まり、ゲーム開発のあらゆる側面を支えておりますわ。また、彼らは「スカシウマラボ」というグループの一員としても活動しており、クリエイティブなプロジェクトの企画・進行管理を一手に担っておりますの。その制作プロセスにおいては、シナリオやビジュアルの細部にまで徹底的にこだわり、開発全体の流れを管理する「管制塔」としての役割を果たす存在がいることも特徴的ですわね。

直感的なポイント&クリック操作で楽しめる推理体験

和階堂真の事件簿』シリーズと同様に、本作もシンプルながら奥深いポイント&クリック形式のゲームプレイを採用しておりますわ。プレイヤーは手がかりを探し、謎を紐解きながら物語を進めていくことになりますの。そのため、ちょっとした空き時間にも気軽に遊ぶことができるのが魅力ですわね。また、ゲームは主にモバイル向けに開発されており、その手軽さと独創的なアートスタイルで、多くのユーザーの注目を集めておりますのよ。

インディーゲーム界で評価される墓場文庫の手腕

墓場文庫は、独自の世界観と綿密に作り込まれたストーリーで、多くのゲームファンから高い評価を受けておりますわ。従来の枠にとらわれないアプローチで、プレイヤーに新たなミステリー体験を提供し続けているのが特徴ですのよ。


集英社ゲームズが支えるゲームの新たな展開

本作のパブリッシングを担当したのは、日本を代表する出版社・集英社の子会社である「集英社ゲームズ」。この企業は、マンガやアニメを原作としたゲームの制作にとどまらず、オリジナルタイトルの開発にも力を入れておりますの。その一環として、『都市伝説解体センター』のような新機軸のアドベンチャーゲームを市場に送り出し、ユニークなゲーム体験の創出を目指しているのですわ。

両社のコラボレーションが生んだ斬新なミステリーゲーム

『都市伝説解体センター』は、集英社ゲームズと墓場文庫が手を取り合うことで実現した作品でございますわ。集英社ゲームズは主にゲームのパブリッシングやマーケティングを担当し、墓場文庫がゲームデザインと開発を統括する形で進められましたの。この両者の協力により、都市伝説というテーマを活かした独創的なストーリーが生み出され、プレイヤーに新鮮なゲーム体験を提供することに成功いたしましたわ。

特筆すべき点は、マンガの制作で培われた技術をゲームにも応用し、キャラクターの描写やストーリー展開にマンガ的な要素を巧みに取り入れていることですの。また、ビジュアル面においても、ドット絵と色彩の絶妙なバランスが取られており、従来のアドベンチャーゲームとは一線を画す仕上がりになっておりますのよ。


『都市伝説解体センター』——ミステリー好きにはたまらない一作

都市伝説をテーマにした謎解きアドベンチャー、『都市伝説解体センター』。墓場文庫の巧みなストーリーテリングと、集英社ゲームズの確かなプロデュース力が融合した本作は、ミステリーゲームファンにとって見逃せない作品となっておりますわ。

ドット絵で描かれる幻想的な世界、引き込まれるようなストーリー、そして直感的なゲームプレイ。これらの要素が見事に調和し、唯一無二のゲーム体験を提供してくれますのよ。

あなた様も、この不気味で魅惑的な都市伝説の世界へ足を踏み入れてみませんこと?


リップ
リップ
ここより、このゲームのネタバレを含む個人的な感想が綴られております。まだクリアしてない方いらはりましたらお気をつけてくださいまし

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都市伝解体センター感想など

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深夜管理人
深夜管理人
まずはこのゲームのネットで見た感想や気になった点をまとめてみた

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1. 深みのあるストーリーと魅惑的なテーマ

本作の各エピソードは、それぞれ異なる都市伝説を題材としており、プレイヤーはその真相を解き明かしていくことになりますの。この構成がドラマティックな展開を生み、プレイヤーの好奇心をかき立てる没入感を生み出しているのですわ。単なるホラーやサスペンスにとどまらず、伝承や文化的背景にも踏み込んだストーリーテリングが高く評価されておりますのよ。

2. ユニークな推理メカニズム「念視」

主人公・あざみは、「念視」という特殊能力を持っており、これを活用することで過去の出来事や隠された真実を視ることができますの。このシステムが、推理アドベンチャーとしての面白さを格段に向上させ、ただの選択肢式ミステリーゲームでは味わえない、独自の体験を提供しておりますわ。視点を切り替えながら新たな手がかりを見つけ出す過程は、まさに探偵のような気分を味わわせてくれますのよ。

3. ストレスフリーなゲームデザイン

本作は、誤った選択をしたとしても即座にゲームオーバーになることはなく、何度でも調査を続けることができる設計になっておりますの。そのため、純粋にストーリーを楽しみたい方にとっても遊びやすいゲームとなっておりますわね。また、SNSを駆使した情報収集や、手がかりを整理しながら進める多彩な謎解き要素が取り入れられており、プレイヤーが自分のペースで探索を進められるのも大きな魅力ですわ。

4. 魅力的なキャラクターたちの相互作用

登場するキャラクターはそれぞれ個性的で、物語が進むにつれて彼らの背景や動機が徐々に明かされていきますの。そのため、単に事件を解決するだけでなく、キャラクター同士の関係性や成長を楽しむこともできるのが、本作の醍醐味のひとつですわ。特に、情報収集や事件の解決において重要な役割を果たすキャラクターたちの掛け合いは、ゲームの世界をより豊かにしてくれますのよ。

5. レトロとモダンが融合したビジュアルデザイン

ピクセルアートとドット表現を採用した本作のグラフィックは、どこか懐かしさを感じさせながらも、現代の洗練されたデザインセンスが光る仕上がりとなっておりますわ。このアートスタイルがミステリーというジャンルと見事に調和し、独特の緊張感と雰囲気を演出しておりますの。ゲームの演出面でも、陰影やカラーパレットを巧みに活かし、恐怖や不気味さをより一層引き立てておりますわね。

深夜管理人
深夜管理人
いかがだろうか?同じ感情に刺さった人もいるだろうかな、今度は気になった点だ
これはなんだろう?

『都市伝説解体センター』に対する改善の余地が指摘される点

『都市伝説解体センター』は多くのプレイヤーに支持される一方で、一部のユーザーからは幾つかの改善を求める声も寄せられておりますの。特に以下の点について、不満が指摘されることが多いようですわ。

1. 調査パートのテンポと操作性の問題

プレイヤーの間では、ゲームの進行ペースがやや遅めであると感じる方が少なくないようですの。特に主人公・あざみの移動速度が遅く、探索時にストレスを感じる場面があるとの声が聞かれますわ。また、現地調査のパートにおいては、操作のレスポンスが遅く感じられる場面があり、スムーズなプレイを妨げているとの意見もございますの。

2. 予測可能なストーリー展開と一貫性の問題

本作のシナリオは都市伝説を題材にした魅力的な構成となっておりますが、一部のプレイヤーからは、物語の展開が予測しやすく、意外性に欠けると感じるとの指摘がございますの。また、物語の進行の中で、一貫性を欠く部分があり、プレイヤーの没入感を損ねることがあるようですわ。特に、クライマックスの展開やストーリーの転換点において、期待を裏切る形で進むことがあり、物語への期待値が十分に満たされないと感じる方もいらっしゃるようですの。

3. 難易度の低さと緊張感の不足

推理ゲームとしての挑戦性がやや控えめであることも、一部のユーザーから指摘されておりますわ。特に、誤った選択をしてもペナルティが発生せず、ゲームオーバーになることがないため、緊張感が薄れてしまうとの意見がございますの。そのため、特にミステリーゲームに慣れたプレイヤーや、より高度な推理を求める方にとっては、やや物足りなく感じることがあるようですわね。

4. テクニカルな問題とユーザーインターフェースの不便さ

技術的な面においては、オートセーブの仕組みが分かりにくいとの不満が挙がっておりますの。プレイヤーが好きなタイミングでゲームを中断できない場面があり、進行管理の面でストレスを感じる方もいらっしゃるようですわ。また、ユーザーインターフェースの設計に関しても、一部で操作しづらいと感じる声があり、さらなる利便性の向上が望まれておりますのよ。

5. キャラクターの掘り下げ不足とボイスの欠如

本作に登場するキャラクターたちは個性的でございますが、プレイヤーの中には「もう少し深く掘り下げてほしい」との意見を持つ方もいるようですの。また、キャラクターボイスが収録されていないことにより、彼らの感情表現がやや伝わりにくく、感情移入がしづらいと感じる方も少なくないようですわ。ミステリーアドベンチャーとしての没入感をさらに高めるためには、キャラクター表現の強化が求められるかもしれませんわね。

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以上の通りに良い点で述べたストーリーの濃厚さ、あざみの能力「念視」を用いて事件解決へと導くという内容であり、都市伝説と現実のSNSでの問題を題材にしており、スマホでよくTwitterおよびXなどで情報収集している人、YoutubeやTikTokなど利用している方々をとても皮肉った作品だと思います。

カプコンのゲーム逆転裁判のように体力ゲージのようなゲームオーバーに繋がるシステムはないので、選択肢を間違える、犯人を追及する時など特にペナルティがないので、間違った答えにはユニークなものやあざみの趣味、好物なども混じっているので積極的に探すのもありかもしれない。

魅力的なキャラクターと評価されるように、支援者の廻屋やジャスミン、そのストーリーに出てくる犯人やさらにはモブまで丁寧に作られている。ドット絵で再現されたアニメーションも自然で全く古臭さは感じない。昭和や平成初期の方々が馴染んだスーパーファミコンチックでも感じでもあるが、その滑らかさは現代だからこそ完成されたビジュアルデザインなのだろうと、ここだけでも非常に評価が高い。

是非とも続編を期待したいところであるが、ここら辺に関してはクリアしたものがマイナス点にもつながりかねない部分であるでしょう。

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クリアした人はご存知の通り、ラスボスは主人公である「あざみ」である。

そのため、プレイ初期は巡屋と一緒に謎の事件を解決していくと思っていたが、ジャンプ+で掲載されていた漫画のようにはならない。

さらに、元々目的が迷惑系動画配信者を公開処刑することにあるため、漫画のように出張る必要があまりなくそんなことのために一人芝居やってるのもおかしい話だと思う。

漫画自体はプレイ初期の一緒に事件を解決していくがあるので、ああいう紹介の仕方しかないのでそこを突っ込んでもしょうがない。

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意外と突っ込まれていたジャスミンが、あの一人芝居を全くというほど見抜けなかったが彼女の評価を著しく低くしているような気もします。

彼女が本当に単なる携帯見てきたバイトで、巡屋ともスマホ越しにしか喋ったことがないなど部外者な立ち位置ならわからないでもないのだが、「警視正なのに」がどうしてもまとわりつく。

そういう役割は富入さんがいれば割と十分な気もするが、そこはともかくとして逆説的になぜジャスミンがそこまで気がつけなかったのか。あったこともない部屋も行ったこともないのに、どうして巡屋はああいう人だとわかるのか。

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強いていうなら、幽遊白書やメタルギアソリッドのとあるキャラクターのように強力な洗脳による人格生成。それをしつつ目的達成のために巡屋として動画撮影や編集、あざみとして調査潜入、そして結果がまるでわかっているかのように音声再生する一人芝居。

さらには、信頼できない語り手とあざみは我々プレイヤーすらもずっと騙していること。特にわざと「兄弟」ってテキストを読ませる徹底っぷり。

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その執念は彼女自体が何かしらのオカルトめいたもの、オカルトそのものと化しているほどの異常さなので警察で優秀だといえど、あれだけの犯罪行為に気がつけないのは相手が悪すぎたともフォローできる・・・かもしれません。

個人的にあざみがインストールした人格は、適当に作り上げたものというより「兄」を降ろしたものだという認識でした。

最後に二つの人格が解体へと向かうが、管理人は「あざみ」に心優しい人だと評価していた。

心無い言葉で誹謗中傷され、あろうことかオカルト系信者に祭り上げられるなどその名前が悪い方向へ向かっていく最中、それでも「兄のような心優しい人格のあざみ」は復讐など考えずむしろ辞めさせようとまでしていた。

彼女は本当に兄の理解者だったのか、自分の理想の兄を勝手に作り上げたのか。

そんな「妹」は、全てを終えたあと新たな都市伝解体センターを築いている。もう「あずみ」という人格は必要ないと思われるが、まだこの物語の全容は明かされていない。

女の子ドット絵、ピクセルアート

是非とも続きがあるのなら再登場していただきたいものです。

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ToonBerry’sの管理人および深夜警備員のCoromoです。
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