深刻な若者の車離れが騒がれる昨今。
憧れのマイカーを持つことや、高級車を所持することがステータスとなるなど、もう昔の話。
今では、移動用に使えればいいだけだし、高い趣味と取られられ、無駄に税金を取られるくらいなら所持しない方がマシと考えるのは、当然の結論だと思う。
田舎だからとか地方だからと、理由付けにしたいが別にいらないといえば要らない。
私は、スズキ一筋の人間なので、スズキのハスラーやクロスビー、スペちゃんなど顔が好みというだけで、選ぶほど単純です。やっぱ欲しかったから。
(競走馬のスペシャルウィーク以外でスペちゃんと呼ぶのはスペーシアとバーチャロンのスペシネフのみです。余談すぎました。)
バイクを買えるほど収入があるのなら、もちろんスズキ一択です。今のうち言います、お世話になります。
これ以上自分らもそうだけど、若者から色々奪うのやめてほしいね。ほんと。
免許をとろうは、声優陣に力が入っていた。
画像はアマゾン公式より。タップすると販売ページに飛びます。
免許を取ろう。とは、トワイライトエクスプレスが発売した教習所シュミレーションゲーム。
2000年5月25日に発売され、シュミレーターらしくかなり本格的に作られている。
声優好きとしては、キャストに
- 銀河万丈
- ゴールデンカムイ(若山輝一郎)魔法陣グルグル(魔王ギリ)ワンピース(モーガン)ドラゴンボール超(ベジータ王)
- 千葉繁
- 呪術廻戦(漏瑚)BORUTO(舟戸アラウミ)鬼滅の刃(善逸の師匠)
- 古谷徹
- ドラゴンボール(ヤムチャ)、名探偵コナン(安室透)テスラノート(Mr.D)
- 三石琴乃
- ドラえもん(のび太のママ)セーラームーン(月野うさぎ)ワンピース(ボア・ハンコック)プリンセスコネクト!Re:Dive(ミツキ)ゾンビランドサガ(山田たえ)
- 森山周一郎
- 紅の豚(ポルコ・ロッソ)ドラえもん(ナポギストラー)ドラゴンボール(グルメス王)
- 横山智佐
- サクラ大戦(神宮寺さくら)ローリング⭐︎ガールズ(九鬼温羅)HUNTER×HUNTER(ビスケ)機動戦艦ナデシコ(スバル・リョーコ)
と言った。当時からしてもベテランすぎるキャスティング。なるべく、最近演じられたのをチョイスしました。ちなみに、亡くなられた森山さん以外ほとんどの人がポプテピピックに出演している。あのアニメ節操がない。褒めてますのよ。
陣内、免許を返納してまた取るをみる
始まり方が意外だった。
単純に、教習所に行って免許を取るまでの過程を描いたゲームかと思ったら、初っ端から赤い車を標識にぶつけて事故るという、かなりダサい始まり方だった。
あれだけ、高級そうな車な上に内装もしっかりしてるし、専用のガレージだってあるにも関わらず、発進がグネったりと不安がすでに出来上がっていた。
「こち亀」の白鳥麗次みたいな「ど下手くそ」の上にイキってた感じなのか?主人公は。
(れいじってどんな漢字だったけ?ってネット調べたら、白鳥の声が堺雅人だったのか。そっちに驚いてしまった・・・。)
ゲームとはいえ「マニュアル車」のめんどくささ
AT車が普通で、最近マニュアルに乗ったことが無い人も珍しくない。それどころか、マニュアルに乗りたくないという人も見られる。
特にクラッチを半分踏んでのシフトの作業など、時によっては混乱を招き車の流れを悪くする可能性もあるため、根性で乗れって押し切られても事故ってからじゃ遅い。
坂道発進の練習で心折れた、という話も聞くほどマニュアル車の衰退は必然なのかもしれない。エンジンスターターがマニュアルでもつけれるのなら、自分はMT車でも全然いいのだが、国からアカンということらしい。
陣内さんがプレイしたゲームは、そういう面倒臭さもしっかり抑えていてなかなか面白い。
筆記テストで無理だろと思う点
筆記テストは本家のテストのように○✖︎式で回答していく。
ひっかけのような問題も多く、イラストも無いので想像力で答えなきゃならない部分もあり、通らない人は何回も繰り返して挑戦することになる。
陣内さんが間違えた「イライラした時は車に乗らない」ってあるが、これ今の現代の人ほぼ無理じゃね?って思う難問だ。
仕事で溜まったフラストレーション、家族や親戚から受けたイライラ、友人関係など何かしらでメンタルにダメージを負い、睡眠をとっても回復しないまま運転をすることだってある。
イライラしたり、メンタルやばかったら乗らないは賛成だ。
それでも「仕事行かなきゃ」と無理させることが普通な今じゃ、事故はより減らないんじゃないかと、何気に深い問題だと考える。
だってさ、イライラして車に乗れないから仕事行けませんなんて言えるわけないものね。それで特別休暇得られたらいいんだけど、まぁ無理でしょ。
ゲームならではの鬼教官
陣内さんの教官は、サリーちゃんのパパみたいな頭の本郷啓二(森山周一郎氏)だ。時折、逆転裁判のナルホドくんみたいな頭にもなる。
ゲームのキャラクターだから多少現実離れしたようなものもいるけど、現実でも「この人合わないわぁ」って言う教官は出てくる。こちらが学生ということもあってか、ものすごく上から目線の人も確かにいた。
プレイしてるゲームでは、声優さん的に「ポルコ・ロッソ」に教えてもらっているとイメージすれば、多少の罵倒は我慢できるかもしれない。
困ったことあったら、フィオかジーナ連れてこよう。カーチスでも良い。
2回目が、逆転裁判のアウチに似た渕沢栄吉(千葉繁)だ。なぜか、公務員の腕にあるアレをつけている、書類整理してるならともかく、運転関係ないだろそれ。
あと、不合格の時の文字がえらく不細工なのが気になる。
やばいなぁ、陣内さん劇中めちゃくちゃ怒られてるが、このゲームめちゃくちゃプレイしたい。
あれ、もしかしてやばいんじゃね?
免許持っている人が最も恐れていること、もう一度テストしたら漏れなく合格できない確率が高い。
先の交通状況、路面に描かれている標記、オープニングで事故ってへし折った標識の種類、地方では見かけない都市部にある専用道路など、実技なら問題なく突破できるが、学科だと自信がない!という人は多いんじゃないかなぁと思う。
このまま、運転事故が多発し何かしらの処置として、運転者には1年や3年に一度テストを行なってもらい、合格者にだけ免許が配られるとかなったらやばい。
最後に
これから運転免許を取得する人、別にいいや安室さんの声聞きたいって人などには面白いゲームだと思います。
ちなみにこのゲーム、Windows版があり内容はというと、
「免許を取ろう」は、プレイステーション用の本格ドライビングシミュレーションで、自動車教習所での学科/技能教習を再現したゲームだ。今回発表されたDX 2001年度版は、Windowsへの移植とそれに伴うグラフィックの向上に加え、「高速教習」や「夜間の技能教習」などが新設されたほか路上教習マップがPS版の1.5倍の広さになった。さらに学科問題も最新の法規にのっとったものに変更されている。
内容は、ゲーム性よりもリアルさを追求した運転シミュレーションで、教官の指示のとおりに技能教習を行わないと修了認定をもらえないないというキビシいシステム。全日本交通安全教育センター監修と謳われるように技能/学科問題も実際の教習所のものに則している。引用元→アスキー公式ページより
何かしらの機会あれば触れてみたいところ。特に教官とトークバトル繰り広げるのも、ゲーム実況として映えることでしょう。すんごいストレス溜まりそうだけど。