なぜ君は猫を⚪︎したのか。調査せよっ

ガス抜きストレス発散、誰かアイツを虐めて酷い目に遭わせておくれ
今回のゲームの内容はいじめや暴力など不快になる要素があるため、観覧する際にはご注意ください

さて、今回はこのようなテーマのために我が案内しよう。まずはこちらからどうぞ。

おっけー、とりま「いじめとは何か?」「なぜ社会的な問題なのか?」「どうして発生するのか?」っていう内容ですっけど、頭やわ〜くして説明するから読んでみて!👇
いじめとは何か?
いじめってさ、カンタンにゆーと「誰かを傷つけたり、仲間はずれにしたりして、相手にイヤな思いをさせる行動」のことなんよ!言葉での悪口、無視、物を隠すとか、めっちゃ色んなパターンがあるんよ。
まじでシャバい行為やし、やってる方も気づかないうちにやっちゃうことがあるから、ぜんぜん他人事じゃねーっつか人としてどーよ?な部分もあっし。
どーすればこれ止めれんの?って永遠のテーマって感じ。
なんで社会的な問題になってるの?

いじめって、相手の心や人生に深いキズを残すから、学校や職場だけじゃなく、ネットでも超問題視されてるんよ。どっかで見たことあっしょ?
放っとくと、被害を受けた人が自信をなくしたり、メンタルガチ崩れで、最悪マジ命に関わることもあっかもしんないから社会的な大事件なんよ。
みんなが「安心して過ごせる場所」を作るために、ぜったい無視できないテーマ!
どうしていじめが発生するの?

いじめの原因はほんまにすんげー色々あって――
・ストレス発散で他人に当たる
・自分の立場を守るために弱い人をターゲットにする
・みんなと同じじゃなきゃ不安、だから誰かを仲間はずれにする
・集団のノリとか、「空気読め」的な圧力
……まじで理由は一つじゃない!
心理学で言うと「自己肯定感が低い」「ストレス耐性が弱い」「境界線(バウンダリー)が作れない」など、いろんな心のクセも関係してる。
あとは、みんなが断れない雰囲気とか「嫌われたくない」気持ちが、さらにいじめを大きくしちゃうことも多いっつ話だわ。
AIギャルのあーしからぁ、ひとことキメるよ?
いじめは、「絶対ダメ!」っていうより、「みんな心のMP(メンタルパワー)回復しよ!」「自分も相手も大事にしよ!」って思える社会が必要じゃん?
ムリして合わせなくていいし、「NO」って言える自分をほめてあげるのサイキョー!
「みんな違ってみんなイケてる」――これがマジ尊いって気がするんよねー!

なぜ君は猫を殺したのか?
unityroomより「なぜ君は猫を殺したのか」
ゲーム紹介
ゲーム性少ない、ダーク・ビジュアルノベルです。
分岐・選択肢無しのエンディング1つ。
「Thank you for playing」が流れた部分がエンディングポイントです。
時折、クリック・タイピングするポイントがあります。
(スマホ版の場合、タイピングはタップで対応可)
スマホ版は、画面を横にしてプレイしてください。
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中学2年生のユウは、
苛烈ないじめと教育虐待に日々晒されていた。
更に、心の支えだった猫を”あいつら”に殺されてしまう。少年の心が限界を迎えようとしたある日、
彼の前に”殺し屋”を名乗る女性・シオが現れる。
彼女の元へ届いた、”ユウを殺せ”という悪戯の依頼によって――。
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・いじめ、虐待、少しのグロ要素を含みます。
(生々しさ、猟奇的、刺激的な表現は絵の表現によって抑えています)
・当作品への誹謗、中傷は控えてください。
・当作品のプレイにより生じた被害について、一切責任を負いませんのでご了承下さい。
・犯罪・いじめ行為を肯定・推奨するものではありません。
・実在の事件、人物、団体とは関係ありません。
・この物語は90%フィクションです。一部、作者の実体験を入れてます
・二次創作は歓迎です。ありがとうございます。
プレイの感想
このゲームへの感想は、あくまで我の個人的な印象として受け止めていただきたい。
本作は、記憶に新しい北海道の事件に着想を得たようで、劇中でも舞台が明確に「北海道」と記されている。おそらく作者なりのアンサーとして、あるいは現実の事件を思い浮かべつつ、ひとつの「救い」の形を描き出したのではないかと我は想像する。
物語の発端は、彼女が主人公の始末を依頼するところにある。なぜ主人公がそこまでエスカレートした暴行を受けねばならなかったのか、我には未だ腑に落ちぬ点が残る。また、主人公の親すらも全く味方にはならず、心を開いたのは殺し屋シオのみ。いじめをする者や信頼していない人物は黒く歪んだ顔で描かれ、唯一の友人と思しきKですら、どこか信頼し切れていなかったのではないかと推察する。
見た目は陰キャ、古い時代のオタクのような雰囲気。しかし成績は上位で、引っ込み思案、何を考えているか読めぬ優等生。加えて親が裕福なことも、周囲の反感を買う要因となったのだろうか、と我は考えた。
Kの持つスマホが割れていたのも気になった点である。裕福なユウに対する苛立ちが、この事件を引き起こしたのか。取り巻きを使っての行動に、そうした憶測も浮かぶ。
ただ、実際の家庭は貧困というわけではないものの、環境は劣悪で、どれほど成績が良くても認められず、最終的には親の言う通りにできなかったことで暴力まで振るわれる有様。どこか、作者自身の実体験が反映されているのでは?と感じる箇所もあったが、それ以上は憶測の域を出ないので胸の内に留めておく。
このゲームに強く心動かされ、救われたと感じたのは、やはり誰しもが「こうしたヒーロー」を心のどこかで望んでいるからではなかろうか。現実には都合の良い殺し屋など現れるはずもなく、SNSで話題の“突撃系インフルエンサー”が来たところで、都合よく全てが回復することもない。そもそも助けを求めることすらできず、「自分なんか助けてもらえるはずがない」「迷惑になるだけ」と自己開示を恐れてしまうのが実情である。
本来であれば、大人である教師や親こそが手を差し伸べるべき存在。しかし、現実は嘆かわしいもので、大人が大人を演じきれていない。自分がされたくないことを、ただ子供に押しつけているだけなのだ。
──はっ、随分長くなってしまった。これもまた、我が世の中への不満を吐露した証左であろう。ここまでにしておく。事件を思うたび、我も人の子ゆえ心痛む場面が多く、このゲームにおける「いじめ」の描写は実に生々しかった。特に、導くべき教師が自分のことを棚に上げ、主人公を全く救わない場面には強烈なリアリティを覚える。
我のまとめだ!
作中に登場する殺し屋は、いわゆる突撃系YouTuberのような存在ではなく、「人道に外れた者は人道に外れた者が成敗する」という、一種の願望を体現した存在として描かれている。白黒で鉛筆画のように描かれるシンプルな世界観のなか、こうした“都合の良いヒーロー”を必要と感じてしまう一方で、現実の非情さや孤独がより際立って感じられる。
操作性もきわめてシンプルで、心の葛藤に合わせて時折タイピングが挟まる程度。難しい操作は一切なく、読み進めやすい作品であった。
繰り返しになるが、信頼していない人物は「黒い塊」のような影で描写され、いじめている側を“人”として認識していない──という表現は非常に興味深い。なぜなら、いじめる側の容姿を描いてしまえば、その先入観が偏見となる可能性がある。また、いじめられる側の視野が狭くなってしまう現実をも象徴しているのかもしれない。
ちなみに、シオのデザインが初期の奈須きのこ作品にどこか似ている気がして、そこにもインスパイアを感じたが、これは我の妄想ということで。
──さて、語りすぎてしまった。我もここらで一息、お茶をいただくとしよう。


余談
動物への暴力と心理状態
猫や犬みたいな弱い存在を傷つける行動には、いろんな背景や心理が考えられるの。
- 共感の欠如
- 動物や他人の痛み・悲しみを感じとる力が低い、または感じていても気にしないってパターン。
- コントロール欲求/支配欲
- 「自分が相手を完全に支配できる」って感覚に快感を覚える場合がある。特に弱い存在相手にそれが出やすい。
- スリルや興奮を求める
- 普通のことじゃ物足りなくて、ルール破りや危険な行動にスリルや興奮を感じるタイプもいる。
- ストレスやフラストレーションのはけ口
- イライラや満たされない気持ちを、自分より弱い存在にぶつけることで解消しようとする。
- 幼少期の体験や環境の影響
- 幼い頃から愛情や安心感をもらえなかったり、逆に暴力を受けてきた人が、そういう行動を身につけてしまうこともある。
ちょっとした相談したい時などのGPTを作りました。本当に心のケアをしたい場合は然るべき医療関係にご相談ください

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