オモリ OMORI ゲーム実況 名越康文 ゲーム散歩 精神科医

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精神科医と行くインディーゲーム「OMORI」の世界を見る【1】

人は色々な悩みを抱えている。

それは将来への不安、過去からのトラウマ、現在の人間関係。強く立ち向かえることもできれば、我慢を強いられ今日を生きるだけでも精一杯な人もいる。

全ては誰のせいだろうか?全部、自分のせいだろうか?

鬱病をテーマにした2020年12月25日にSTEAMで発売されたインディーゲームで、ホラーRPGと称されているが実際にはそこまで暗い内容ではない。

このゲームをプレイした人向けに言うならば、マイナスから0へと進み、ようやく歩み出せるそんな物語。

OMORI 名越 精神科医 ゲーム実況 ゲーム散歩

名越先生の実況プレイによる感想ブログなので、攻略などは記載していませんのでご了承ください。

名越先生、ついにOMORIワールドへ

精神科医で評論家として、地上波テレビのコメンテーターをしている名越先生。

一見、ゲームとは無縁そうな人かと思ったら、過去にドラクエなど嗜んでいた方で、あまりにも没頭するぎるためディスクをへし折って強引にプレイするのを辞めた過去を持っていた。

Youtubeのゲーム散歩の元祖「ナムさん」の「デトロイトビカムヒューマン」にて、独特な着眼点により未視聴、未プレイにも関わらずその特徴を当てたり、遊んでいたプレイヤーが驚くような面白い考察など披露するため、見応えがある動画だ。

名越先生 ゲーム散歩 ゲーム実況 鬱病 

鬱病患者の実体験をもとにしたホラーゲーム「ネバーエンディングナイトメア」。

ただ、怖い!驚かされた!とゲーム実況ではその反応を楽しむのも動画として一つの手法だが、

名越先生の場合、登場人物や世界観など細かいところまで観察して考察している。自分があまり他の人の動画を知らないのもあるが、精神科医だからこそ導き出せる答えに、他とは全然違う面白さを感じていた。

ドキドキ文芸部 名越先生 ホラーゲーム

ゲームのメタ部分をうまく使った美少女恋愛ゲームの皮を被った恋愛ごっこゲーム「ドキドキ文芸部」。

朗読会で披露される「詩」を読み、彼女たちの内面や私生活はこうなんだろうか?と分析する。一風変わったジャンルだが、不思議な世界観を楽しそうに突っ込む名越先生の図が見ていて楽しい。

めっちゃおもしろいやん

OMORIの真ん中のOの部分が電球のためか、名越先生のワイプ画面が電球になっていた。おしゃれ。

「この鉛筆画のこの感じが、もう大好きですね」

このゲームの好きな部分で、デッサン画のように描かれた世界は本当にシンプルだけど綺麗だと感じた部分だ。

女性の優しさが含まれているような、男性の温かさが入っているような、うつ病という重い部分があるがそういうものに負けないで欲しいというメッセージが、絵タッチから伝えられている感じがする。

おそらく、ゲームをクリアした人の感想は真逆なものを捉える方もいるでしょうが、自分は制作者さんの「後悔」と「優しさ」を感じられた。

オモリ OMORI ゲーム実況 名越康文 ゲーム散歩 精神科医

「ホワイトは人を不安にさせるよね」

白色は純粋や綺麗などクリーンなイメージだが、何もない世界で「無」と捉えることもできる。海外では病気や亡くなった人、幽霊など連想されるので不吉なカラーとしてイメージしているところもある。

白黒はっきりさせようって言葉あるが、勝手に白が良いこと、黒が悪いことって決めつけてしまってるが、逆もあるし、両方悪いと捉えれるわけか。

名越先生の何気ない一言だったのだが、白ってそんな不安になるっけ?ってちょっと調べてました。

かのスケッチブック

ホワイトスペースに置いてあるスケッチブックだが、内容はとても複雑で何かしらを描写したのだが、どういう意味があったのか劇中では説明はされていない。

うつ病という単語がプレイ開始前に頭に入っているため、このイラストの内容はそういう心理描写を表していることはわかる。

精神科医の名越先生ならどう答えてくれるんだろう?と、ここはめちゃくちゃ気になっていた部分だ。

生首で目が潰してある絵

いきなり、怖いと驚く一枚目。

Youtubeのことを考えてか、ここの説明は省いているが、

目を潰している=見たくない、真実を受け入れたくない。

生首状態=???

これはやっぱり、ラストでわかるあのことだろうか?

曼荼羅のような絵

先生の指摘された通り曼荼羅模様で、真ん中には片方赤い目のOMORIが描かれている。

秘境的宗教と語っていて、幽体離脱のようにも見えるとあったので、転生をしたいという表現なのだろうか?

そう考えると、これもラストの件で強い後悔があったのだから、別な何かに転生したいという示唆であり、すごいネタバレをしていたととも取れる。

赤い雨と黒猫

左ページには謎の赤い記号がずらりと並び、右ページは黒い猫と赤い雨を浴びている白猫の図となっていた。

ここで「ホツマツタヱ」という、一生聞くことのない言葉を知りました。漢字が伝わる以前に日本にあった「ホツマ文字」、縄文時代から弥生時代に至るまでの日本の国造りの歴史に使用された記号を用いた文章。

個人的解釈するならば、ポケモンのアンノーンみたいなあんなかんじ。歴史の教科書で習った覚えが全くない。

「黒い猫は白い猫に差別されている」

黒い猫はOMORI自身だとすると、誰かに差別されている、または向けられているという疑心暗鬼を描写していたと捉えるのか。

そうか、黒猫だけ白い世界で安全な場所にいるけど、他は恨んでいるや蔑んでいるのかもしれないって考えると面白い。

左の絵は狂っている

大きな赤い雫と単眼の生物など気味の悪いクリーチャーの姿が描かれている。

「幼い子供が描くような幼児画」

退行している殴り書きされたイラスト。目がたくさんあると言うことは、自分は監視されているという心理で非常に不安に満ちている

何この変な絵?で収まらない分析力は、すごい。

お風呂に沈んでいる

黒い水の浴槽に沈むように座っている人の絵。外にはOMORIの着用しているものが干してあるが、なぜか外には女性者の下着があったりと謎を残している。

真ん中側には、ニコっとしたように見えるクローバーの目をした何かがいて、本を読んでいるOMORIらしき人物を見守っているようにも見える。

多分だけど、あの人なんだろうな。終始彼を見守っていて、心の拠り所としていたわけだし。

OMORIは絵が上手い

度々、絵の上手さを褒める名越先生。正直これがあまり理解できなかった。

人によるだろうけど、どうなんだろう制作者がうつ病の人の思考を考えて作られたのなら「上手い」と言えるのだろうけど、OMORI自体が描いたものであるのなら、なんとも表現できない。

絵の上手さとはなんなんだろうか?

綺麗に現実を描くことなのだろうか?

汚いものは汚く、綺麗なものは綺麗な描くこと?

人を魅了する絵をOMORIは描けている。それは彼には美術的なセンスがあったから描けたと言う示唆?

ここも何気ない一言なんだけど、イラストの上手さってなんなんだろうなぁと考えさせられる話でした。

蛇の絵

大蛇と赤い海には友人たちが流されていて、妖精のような光の玉が飛んでいる意味深な絵。

友人は、オーブリー、ケル、ヒロ。ここで気になったのは流されている感じがオーブリーだけ遠めに描かれている。

これはリアルでも、一番距離をとってしまったのはオーブリーだからと言うことなんじゃないかなと思う。

そして、登場人物で二人ほど出ていないが、(訳あって)蛇は唆した存在、光の玉は天使とか妖精とかそんな人間じゃない存在。

結構なネタバレになってたんだなと、イラストに感心する。

描き殴られた猫のような絵

まさかの名越先生も、破壊的なエネルギーで描いたことがあるそうな。

幼稚園の先生のフォローも素晴らしい、たまたまそう言う絵を描いたってだけで急に頭おかしくなった訳じゃない微笑ましい話だ。

「猫にアイデンティティがあるよね」

アイデンティティとは、自分が自分であるということ。存在証明と呼ばれ、他者や社会から認められること。

自分は猫と同じ存在である、またはネコのように奔放な姿こそ自分である。

いや、違う。自分はそんな存在じゃない。自分がなんなのかわからない心の葛藤という描写なのだろうか?

複数の目玉が溢れているケーキ

白いワンホールケーキに赤いフォークが突き刺さっている。割れた部分から目玉が溢れ出すように出ていて不気味。

「精神病的な発症の兆候の一種」

日常性の喜びの破壊されていく前兆、ケーキはOMORI自身を表し、そこから妖怪のようなものが飛び出す日常の崩壊。

総合失調症の症状の一つ「世界没落体験」。初めて耳にする言葉だが、周囲が不気味に見え強い不安が起こり、世界が破滅するような出来事が起こるかもしれない、それが自分に因果関係していると妄想してしまう。

絵画のムンクの叫びはそれを表現したものだと言う説や、エヴァンゲリオンの主人公の心境などが「世界没落体験」を表したものではないかと話題に上がっている。

名越先生も断定はできない、あくまでも強い先入観で観て捉えて後から修正していくものなので、これが正解とは限らない。

しかし、一見意味不明な内容なのに、そう言う捉え方できるんだと人生の先輩はやっぱすごい。

サイコロの目や赤い滑り台の遊具がたくさん

サイコロを組み立てる前の状態、滑り台の上から赤い血のような物が垂れている。

○✖︎ゲーム、バッドのようなもの、サッカーボールのようなもの、赤いぐちゃぐちゃした中に無数の手、バスケットなど伝えたいことが凝縮されて纏まっていない。

劇中でも遊具で遊んでいるシーンはあるが、友人と遊んでいた記憶が描かれていると思うのだが、滑り台から血が垂れているのは、ラストのあのことを示唆しているような気もするが、赤いぐちゃぐちゃの中に無数の手は封じ込められてしまった、または取り戻せないといった描写なんだろうか?

退行が戻った綺麗な絵

スーツを着た黒猫がOMORIらしき人物を看病しているイラスト。

「別の人格が心の中にいて、その人格はもっと幼い子供」

退行している場合は赤く塗られていたり、何かを覆い隠して破壊したり隠そうとしたりするといった衝動的な絵が見られる。

猫が介抱してくれている絵は、元の人格が心の支えとしている思い出を描いている。親か姉弟かが看病してくれた「優しい」記憶。ところが、もう一つの人格はそれを否定し、また赤く塗りつぶしている。

隣の絵には電球が吊るされており、中には目が書いている。明るく照らしてくれる存在を赤く塗りつぶしてしまう。これがいったい何を意味するのか。何を否定しているのか。

OMORIはSwitchでプレイ可能

だいぶ危険な兆候

このゲームをプレイした人の大半はおそらく、なんだこの変な絵?って感じでうつ病なのだからそう言う絵になるんだろうと、あまり危険視はしていないと思う。

筆者も同じ感じで、ゲームを進めていけばわかるだろうと思ったが、結局最後までわからないままだ。

「知的レベルが非常に高い子」

あの絵から知的な子だって発想できるのは、本気ですごい。

「だからストレスをかけないで許容し、受け入れる体制を強くつけて対応しますね」

名越先生ならそういう接し方をして、受け入れてあげる。

退行して書き殴るような絵を描いていたが、それはストレスを発散させるために必要な行為のため、それすらできないと自分で命を断つ選択技も出てしまう。

これから大冒険に出るぞ♪という前に、そもそもOMORIはすでにやばい状態だったと考察ができる。

たった15分しかプレイしてないのに、自分なんかより物凄く深く読み解くから素直に尊敬します。

ラストに

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ホラーや精神的な病気など強く強調される作品だが、それを乗り越えなきゃならない「勇気」と後悔したままじゃいけない「歩む」ための物語。

RPG部分が長めのため、おそらく名越先生動画ではラストまで行かないと思いますが、それで「そういう」考えがあるんだと、アニメや漫画などを考察するのに非常にためになる内容でした。

強い先入観は一般的にドン引きされる可能性高いと思います。

他人とは違うし、何か協調性が無いような感じもされるし、学校で昨日の見たテレビを羅列して話したいだけなのに、外れたことを言うと冷めますしね。

でも、やっぱ他人とただ同じ話をしただけじゃつまらない。同じテレビを見たのならその人が見ていない所を話したい。

だから、間違っててもいいから見たもの感じたもの経験したものを、伝えることは大事だと思う。

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